- ホーム
- > 和書
- > 芸術
- > 演劇
- > オペラ・ミュージカル
出版社内容情報
様々な試みがなされ、現在世界で最も成功している劇場となった、メトロポリタン・オペラ。そのビジネスの秘訣を、多くの取材を通して紹介。同時に歌劇場の仕組みやオペラの楽しさも十分に表現しています。
欧米のオペラの観客層が高齢化し、新しいファンが増えず行き先が見えない不況に陥る中、アメリカ、ニューヨークの名門メトロポリタン歌劇場(MET)も、2001年9月の同時多発テロ以来の大不況やリーマンショックにより財政危機にあった。
そこへ2006年に就任した新総裁ピーター・ゲルブがMET立て直しでやったことは、新しいメディア戦略や一般市民向けアウトリーチ、演目の変化。結果、明らかに年齢層も若返り、メディア戦略も成功したことで、伝統と格式を重んじる他歌劇場もMETのまねをし始めている。
詳細な取材により、この世界最大級の歌劇場はどのように運営されているのか、ゲルブ総裁の目的や戦略を探り、舞台裏を含めて歌劇場のすべてを案内します。
第1章 ピーター・ゲルブ時代の到来
第2章 メトロポリタン・オペラのメディア戦略
第3章 オペラの仕事、オペラ上演を支える人たち
第4章 オペラ上演を影で支える人たち―裏方さん
第5章 メトロポリタン・オペラの運営
第6章 未来のスター誕生
第7章 メトロポリタン・オペラの日本人たち
第8章 新メトロポリタン・オペラ劇場あれこれ
第9章 メトロポリタン・オペラの誕生からヴォルピー時代まで
第10章 メトロポリタン・オペラのスターたち
【著者紹介】
東京出身。88年より米ワシントンDC在住。ソニー本社国際通商業務室、法務部に勤務後、1990年、米ジョージタウン大学外交学部で国際関係修士号取得。公共政策専門チャンネルC-SPANの日本向け番組制作を経て、現在ワシントン在住のジャーナリストとして活動中。「文藝春秋」「中央公論」「フォーサイト」「フィナンシャル・ジャパン」等に執筆。TBS歴史・政治ドキュメンタリー、およびニュース取材に協力。
内容説明
芸術とビジネス。オペラは「芸術」の名前で甘やかされてはいない。メトロポリタン・オペラのゲルブ総裁が、ニューヨークから発進する世界規模のオペラ戦略とはなにか。大不況から立ち上がる秘策とは。映画館で観る『METライブビューイング』の成功から、劇場の歴史と運営、働く人々、スター歌手や演目まで…舞台裏を含めて、めくるめくオペラのスリルと魅力を紹介する。
目次
第1章 ピーター・ゲルブ総裁時代の到来
第2章 メトロポリタン・オペラのメディア戦略
第3章 オペラの仕事―オペラ上演を支える人たち
第4章 オペラ上演を陰で支える人たち
第5章 メトロポリタン・オぺラの運営
第6章 未来のスター誕生
第7章 メトロポリタン・オペラの日本人アーティストたち
第8章 新メトロポリタン・オペラ劇場あれこれ
第9章 メトロポリタン・オペラの誕生からヴォルピー総裁時代まで
第10章 メトロポリタン・オペラのスターたち
著者等紹介
池原麻里子[イケハラマリコ]
東京出身。88年より米ワシントンDC在住。ソニー本社国際通商業務室、法務部に勤務後、1990年、米ジョージタウン大学外交学部で国際関係修士号取得。公共政策専門チャンネルC‐SPANの日本向け番組制作を経て、現在ワシントン在住のジャーナリストとして活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
千葉さとし
もずく
かませ犬
Ayako
あれっさんどろ
-
- 洋書
- Hera
-
- 電子書籍
- 週刊アスキー No.1110 (201…