ピアノ調律師の工具カバン―失われた音を求めて

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ピアノ調律師の工具カバン―失われた音を求めて

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  • サイズ 46判/ページ数 208p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784276210080
  • NDC分類 763.2
  • Cコード C1073

出版社内容情報

ピアノ調律界の巨匠、アンジェロ・ファブリーニの回顧録。彼は完璧主義のピアニスト、ミケランジェリが最も信頼した調律師であり、現代最高峰のピアニストの美音を、プレイヤーと共に作り上げてきた名職人である。ポリーニのリサイタルでピアノに金に光るFabbrini(ファブリーニ)の文字を見た方も多いはずだ。アルゲリッチ、ツィメルマン、シフ、ルプー、バレンボイム、内田光子、キース・ジャレットも彼の仕事を絶賛してきた。

1934年にイタリアで生まれた彼は、これまでピアノを愛する多くの人々と共に歩んできた。彼とミケランジェリとの絆は特に深い。数々のリサイタルやレコーディングだけでなく、プライベートでも親密な仲であった。ミケランジェリの没後、彼は思わぬものをプレゼントされることになる――

60年以上にわたり、誰よりもピアノそしてピアニストに寄り添ったファブリーニだからこそ、見て聞くことができたエピソードが満載。貴重な図版も必見である。

目次

プロローグ
第1話 プロになるまで:地獄の音から天国の音へ
第2話 “Fabbrini”のロゴ入りピアノ、カーネギーホールに現る
第3話 やっかいなブランド:「口うるさい」とまでは言わないが
第4話 ピアノのセレクトと仕上げ:良くも悪くもフィーリング次第
第5話 工具カバンと旅行カバン:溢れる情熱でいつでも準備万端
第6話 ピアノの弦:時には指からとても遠く
第7話 調律に必要なもの:技術と、それから?
第8話 開演前と本番:はりつめた弦のように
第9話 アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ:お蔵入りになったプロジェクト
第10話 偉大なピアニストたちとの仕事:私のマエストロたち
第11話 外伝:フィーリングの問題
第12話 失われたピアノを求めて

著者等紹介

ファブリーニ,アンジェロ[ファブリーニ,アンジェロ] [Fabbrini,Angelo]
1934年生まれ。イタリアのピアノ調律師。“ファブリーニ・コレクション”と名付けた自らが厳選した世界の一流メーカーのピアノを使ったコンサート・サービスを提供する。彼の“コレクション”のピアノはポリーニ、ミケランジェリ、シフ、ツィメルマン、アルゲリッチ等の名ピアニストによって世界の桧舞台で演奏されている。彼の卓越した技術の習得を熱望する日本をはじめ世界のピアノ調律師に今も門戸を開いている

マリンコラ,ピエトロ[マリンコラ,ピエトロ] [Marincola,Pietro]
1949年生まれ。ファブリーニ氏の工房で調律の修行を経て、高校の経営学科の教育に携わる

酒井陽子[サカイヨウコ]
大阪音楽大学短期大学部卒。シエナ外国人大学主催イタリア語語学検定CILS4レベルC2及び同大学主催イタリア語教授法検定DITALSレベル2取得。ピアノ調律師ファブリーニ氏とも親交を持ち、今回の翻訳出版にいたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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伊達者

3
イタリア人ピアノ調律師ファブリーニの語り書き。ポリーニのリサイタル映像でスタインウェイピアノにファブリーニの銘が入っていて興味を持っていたので読んでみた。スタインウェイを独自に調整したファブリーニコレクションのことだったと分かった。ピアノに対する想いがあふれている。最後の失われたピアノを求めてが特に面白かった。ミケランジェリをはじめ多くのビアニストがエピソードとともに登場。ヤマハや調律師についても触れられている。本文に登場する地名が地図に丁寧に記載されているのはありがたい。2023/03/26

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