ヴァイオリンの奥義―ジュール・ブーシュリ回想録(1877→1962)

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  • サイズ B6判/ページ数 248p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784276203778
  • NDC分類 762.35
  • Cコード C1073

内容説明

ジュール・ブーシュリ―演奏家として優秀な教育者として、フランス・ヴァイオリン楽派の奥義の体現と伝授に尽くした大ヴァイオリニストが語る往時のパリ、ベル・エポックの芸術家たちの貴重な記録。

目次

記憶の赴くままに
往時のパリ音楽院
ラウル・ピュニョ、イザイ、マルシック
ディエメールとサラサーテ
ディエメール家の夜会
パブロ・デ・サラサーテ、イザイ
フランシス・プランテ
シャルル・ラムルー
ベルト・モリゾ、ポール・ヴァレリー
リスレール〔ほか〕

著者等紹介

ソリアノ,マルク[ソリアノ,マルク][Soriano,Marc]
1918年エジプト・カイロ生まれ。作家、大学教授。『ペロー童話集、教養文化と民間伝承』(サント=ブーヴ賞)など著書多数。1994年パリ没

桑原威夫[クワバラタケオ]
1962年神奈川県藤沢市生まれ。1993‐98年フランス・リヨン滞在。1999年より在日フランス大使館広報部勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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パリ音楽院のヴァイオリンの教授であったブーシュリの口述を奥さんの弟が文章化した回想録である。病弱だったブーシュリはごく若いうちに旅の多い演奏家生活を辞めて、サンサンーンスの推薦状などの支えで伝統のパリ音楽院で教授に就く。ブーシュリが主席となった試験で次席がジャック・ティボーである。二人はその後も親友として度々演奏を共にしている。第2次対戦中、ブーシュリは彼のパリ郊外の別荘に多くのヴァイオリン科のユダヤ人生徒を匿い、密告されたが、密告を握りつぶしたのも彼の演奏を愛した地元警官である。2018/08/16

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