シューベルトの音符たち―池辺晋一郎の「新シューベルト考」 (新装版)

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シューベルトの音符たち―池辺晋一郎の「新シューベルト考」 (新装版)

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  • サイズ A5判/ページ数 184p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784276202672
  • NDC分類 762.346
  • Cコード C1073

出版社内容情報

「《魔王》《野ばら》これらの傑作を18歳の少年が書いた……」――

大作曲家たちの“すごさ”“素晴らしさ”が楽しくわかる! すべてのクラシック音楽ファン座右の書、日本クラシック音楽界の重鎮・池辺晋一郎の代表著作『音符たち』シリーズ。新装版化されたバッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、ブラームス、ドヴォルザーク、チャイコフスキー、メンデルスゾーンに続き、根強い人気を誇るシューベルトが刊行!!

「こむずかしそうな学者的解説やアナリーゼは避け、名曲の楽譜に並んだ“音符たち”の、いわば『行間』から裏側をのぞき、そこからオッと思える芽を見つけ、摘み取り、いじくりまわし

てみる――それらを『同業者』として作曲家の立場で行う」という同シリーズのコンセプトのもと、著者が「しみじみ、つくづく、心から感服してしまう天才」というシューベルトが創り上げた名曲の名曲たるゆえんを、「魔王」「冬の旅」などの歌曲だけでなく、ピアノ曲から交響曲、オペラまでを軽妙洒脱な筆致で説き明かす。


【目次】

序文

はじめに

第1章 即興曲なのに――アムプロムプチュ作品90-4

第2章 ひと色の手法――「魔王」に「野ばら」をちょこっと乗せて――

第3章 アマチュア的純度――交響曲第5番

第4章 「動かぬ旋律」の魅力――「死と乙女」――

第5章 シューベルトが愛した和音――アルペッジョーネ・ソナタ

第6章 非凡さを隠した旋律――劇音楽「ロザムンデ」――

第7章 主題の確信的構造――交響曲第8番「グレート」

第8章 大先達ベートーヴェンを意識して――「ザ・グレート」のつづき

第9章 毅然たる「さすらい人」――「幻想曲」作品15――

第10章 勇壮=軍隊だった時代――3つの軍隊行進曲――

第11章 春では出せない冬の味――冬の旅 その1――

第12章 冬は、長い――冬の旅 その2――

第13章 冬来たれども春やはり遠し――冬の旅 その3――

第14章 冬は浮遊する――冬の旅 その4――

第15章 「メロディの成育」の面白さ――イタリアふう序曲――

第16章 のびのび感に満ちた曲――ピアノ三重奏曲D.898

第17章 平明な平常心――ドイツ・ミサ曲

第18章 明るさに徹して――ピアノ五重奏曲「ます」

第19章 作曲技法の充実――交響曲第7番「未完成」その1

第20章 互いに兄弟の2つの楽章――未完成交響曲 その2

第21章 逸音の秘密――ピアノ・ソナタ第13番イ長調

第22章 偉大な大樹の影?――オクテット(八重奏曲)

第23章 歌曲集に賭けた意欲――「美しき水車小屋の娘」

第24章 未完もまた、いい――オペラ「人質」

内容説明

「心から感服してしまう天才」シューベルトと「極めて正統的な天才」メンデルスゾーン。天才作曲家の天才たるゆえんを“音符たち”から探り、面白く解説。日本クラシック界の重鎮・池辺晋一郎の代表著作『音符たち』シリーズの新装版化第3弾!!

目次

即興曲なのに…―アムプロムプチュ作品90‐4
ひと色の手法―「魔王」に「野ばら」をちょこっと乗せて
アマチュア的純度―交響曲第5番
「動かぬ旋律」の魅力―「死と乙女」
シューベルトが愛した和音―アルペッジョーネ・ソナタ
非凡さを隠した旋律―劇音楽「ロザムンデ」
主題の確信的構造―交響曲第8番「グレート」
大先達ベートーヴェンを意識して―「ザ・グレート」のつづき
毅然たる「さすらい人」―「幻想曲」作品15
勇壮=軍隊だった時代―3つの軍隊行進曲
春では出せない冬の味―冬の旅 その1
冬は、長い―冬の旅 その2
冬来たれども春やはり遠し―冬の旅 その3
冬は浮游する―冬の旅 その4
「メロディの成育」の面白さ―イタリアふう序曲
のびのび感に満ちた曲―ピアノ三重奏曲D.898
平明な平常心―ドイツ・ミサ曲
明るさに徹して―ピアノ五重奏曲「ます」
作曲技法の充実―交響曲第7番「未完成」その1
互いに兄弟の2つの楽章―未完成交響曲 その2
逸音の秘密―ピアノ・ソナタ第13番イ長調
偉大な大樹の影?―オクテット(八重奏曲)
歌曲集に賭けた意欲―「美しき水車小屋の娘」
未完もまた、いい―オペラ「人質」

著者等紹介

池辺晋一郎[イケベシンイチロウ]
1943年水戸市生まれ。作曲を池内友次郎、島岡譲、矢代秋雄、三善晃の各氏に師事。67年東京芸術大学卒業。71年同大学院修了。在学中、安宅賞、66年日本音楽コンクール第1位、同年音楽之友社室内楽曲作曲懸賞第1位、67年中西音楽賞第3位、68年音楽之友社作曲賞などを受ける。以後、ザルツブルクTVオペラ祭優秀賞、イタリア放送協会賞3度、国際エミー賞、芸術祭優秀賞4度、尾高賞3度、毎日映画コンクール音楽賞3度、日本アカデミー賞優秀音楽賞9度(うち3度最優秀賞)、放送文化賞、渡邉暁雄音楽基金特別賞、文化庁創立50周年記念表彰、JXTG音楽賞、紫綬褒章。2018年文化功労者、2022年旭日中綬章。東京音楽大学名誉教授、東京オペラシティ・ミュージックディレクター、石川県立音楽堂洋楽監督、姫路市文化国際交流財団芸術監督、世田谷区音楽事業部音楽監督ほか多くの文化団体の企画運営、コンクール選考などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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