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オペラ歌手奮闘物語―繰り返せない旅だから〈4(最終巻)〉

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  • サイズ B6判/ページ数 225p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784276201927
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C1073

出版社内容情報

シリーズ完結篇。昭和20年代、日本のオペラ活動の隆盛期に、筆者とともに発展に携わった人々の奮闘する様を失敗談や抱腹絶倒のエピソードを交えて綴る。

著者紹介:畑中良輔(ハタナカ,リョウスケ)
1922年北九州市生まれ。東京音楽学校声楽科、同研究科卒業。有名オペラの日本初演で数多くの主役を務め、声楽界の重鎮として現在も精力的に活動をおこなっている。

内容説明

声楽家、音楽評論家として大活躍、新国立劇場初代芸術監督を務めた畑中良輔の自伝的小説第4弾(最終巻)。日本のオペラ隆盛期に奮闘、失敗談や抱腹絶倒のエピソードが満載。

目次

オペラ歌手への第一歩―グルリット先生と“リゴレット”
初めての独唱会―中田喜直と石桁眞礼生
評論家たち―山根銀二、野村光一そして大田黒元雄
オペラの舞台へ―福永陽一郎との出合い
最初の失敗―グル先生と関種子
解けた謎―ヒュッシュと“ドン・ジョヴァンニ”
ハプニングはつきもの―アメリカ兵と“カルメン”
藤原歌劇団とヴァーグナー―木下保の“ローエングリン”
何がプリマ・ドンナを作るのか―原信子のステージ・マナー
浅草オペラから帝劇オペラへ―三浦環と原信子〔ほか〕

著者等紹介

畑中良輔[ハタナカリョウスケ]
1922年(大正11年)北九州市門司生まれ。東京音楽学校(現東京芸術大学)声楽科、同研究科卒業。宮廷歌手ヘルマン・ヴーハーペニヒ博士に師事。リリック・バリトンとして、その音楽的解釈力の深さと卓越した演技力で、デビュー当時より高い評価を受ける。オペラではモーツァルト歌手として第一線で活躍、“魔笛”“フィガロの結婚”“ドン・ジョヴァンニ”“コジ・ファン・トゥッテ”等の日本初演の主役を歌ったほか、ヒュッシュ、タリアヴィーニと共演するなど、オペラ上演史に輝かしい足跡を残した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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