内容説明
名ピアニスト、レオ・シロタの愛弟子、故・藤田晴子が国会図書館の調査官をつとめながらも、一評論家として、長年にわたって書き続けてきた評論・エッセイなどから選りすぐって編集。そのエッセンスをここに集成する。また半生を語ったインタビュー構成により、その素顔と師への思いを綴る。
目次
回想記
エッセイ
作曲家とその音楽
ピアノ音楽―作品とその演奏
ピアニストたち
日本のピアニストたち
著者等紹介
藤田晴子[フジタハルコ]
大正7(1918)年2月25日、東京生まれ。未就学の5歳から小学校5年2学期まで、父親の留学に帯同してライプツィヒで過ごす。昭和5(1930)年、東京府立第一高等女学校(現・都立白鴎高等学校)に入学(5年制)、同高等科(2年制)を経て卒業。女学校入学後にピアノをレオ・シロタに師事。昭和13(1938)年、日本音楽コンクール・ピアノ部門第1位。約10年間の演奏活動ののち、昭和21(1946)年にそれまで入学試験を受けることを認められなかった東京帝国大学の女子第1期生として法学部に入学、旧制3年で卒業。法学部助手を経て、国立国会図書館の専門調査員(事務次官級)、昭和63(1988)年、八千代国際大学教授(憲法学)、平成5(1993)年退職。勲三等瑞宝章受章。平成13(2001)年10月20日、永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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