内容説明
リストの言葉は時代を超える。1884年から1886年のマスタークラスを記録したゲレリヒの日記を収録。ショパンやベートーヴェンなど同時代の作品に対するヒントも満載。今日のレパートリーの礎を築いた必読の証言集!
目次
ゲレリヒの日記(ヴァイマール―1884年5月31日~1884年6月6日;ヴァイマール―1885年6月16日~1885年6月27日;ヴァイマール―1885年6月28日~1885年9月9日;ローマ―1885年11月11日~1886年1月12日;ブダペスト―1886年2月18日~1886年2月25日;ブダペスト―1886年3月1日頃~1886年3月6日;ヴァイマール―1886年5月17日~1886年5月31日;ヴァイマール―1886年6月15日~1886年6月26日)
著者等紹介
イェーガー,ヴィルヘルム[イェーガー,ヴィルヘルム] [Jerger,Wilhelm]
1902‐1978。オーストリアの作曲家、指揮者、音楽史学者。ウィーン国立音楽大学で学び、ウィーン国立歌劇場のコントラバス奏者を務める傍ら、ウィーン大学で音楽学を専攻、1938年から母校ウィーン国立音楽大学(当時は帝国音楽大学に改称)で教鞭をとった。ナチス政権とも友好的な関係を築き、ウィーンフィルハーモニーの理事、ウィーン市議会議員などに就任したが、終戦後非ナチ化に伴い解任。1948年、ルツェルンのフリブール大学で研究を再開し、1952年に哲学の博士号を取得。1958年から1973年にかけて、リンツのブルックナー音楽院の校長を務めた
内藤晃[ナイトウアキラ]
ピアニスト、指揮者、作編曲家。東京外国語大学卒業。自身のCDに「Primavera」(レコード芸術特選盤)、「言葉のない歌曲」(同準特選盤)などがあるほか、マリンバ吉川雅夫氏や作曲家春畑セロリ氏のCDでピアノを務めるなど、一流ソリストや作曲家からも厚い信頼を寄せられている。文筆活動にも広く取り組む。主宰ユニット「おんがくしつトリオ」では、教育楽器によるエキサイティングなアレンジが人気を博し、全国各地に招かれている
阿部貴史[アベタカフミ]
青山学院大学文学部卒業、バース大学大学院通訳翻訳修士課程修了。英検1級取得。都内の特許事務所にて翻訳業に従事。また、神田外語大学などで翻訳に関する講演も行う。翻訳業の傍ら、ピアノの演奏活動を行っており、これまで故小沢喜美子、加藤大須、奈良井巳城各氏に師事。室内楽をRobert Turrell氏に、パイプオルガンを鷺晶子氏に師事。豊洲シビックセンターホールなどでピアノリサイタル開催。イギリスとスペインにて演奏会出演(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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mikeko
Tatsuo Ohtaka