杜のオーケストラ―仙台フィル50年の物語

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杜のオーケストラ―仙台フィル50年の物語

  • 須永 誠【著】
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  • 音楽之友社(2023/12発売)
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  • サイズ A5判/ページ数 296p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784276200227
  • NDC分類 764.3
  • Cコード C1073

出版社内容情報

「これで金を取る気なのか!」

約190人もの関係者への取材・確認を敢行。指揮者はなぜ怒ったのか? 求められた音楽像は? 東日本大震災やコロナ禍でも音楽の灯を絶やさなかった理由とは?―――50年にわたる物語が幕を上げる。

1973年冬、杜の都・仙台の寺院に集まった音楽家4人が、オーケストラの設立を決意する。まもなくプロ化するも、理想の相違や、楽団員の確保、資金繰りの困難が待っていた。数々の痛みを経験しながらも同オケは、東北の音楽文化の中核を担い、東京公演や海外公演、そして国際音楽コンクールなど世界的な檜舞台を踏むようになる。

仙台フィルを形づくってきた芥川也寸志、籾山和明、円光寺雅彦、外山雄三、梅田俊明、パスカル・ヴェロ、飯守泰次郎、高関健、山田和樹ら指揮者との絆、地元のみならず全国の音楽家、音楽ファンから寄せられる信頼。そして、プロとしての矜持……。常に挑戦し続ける地方オケの雄の素顔。

内容説明

約190人もの関係者への取材・確認を敢行。指揮者はなぜ怒ったのか?求められた音楽像は?東日本大震災やコロナ禍でも音楽の灯を絶やさなかった理由とは?―常に挑戦し続ける地方オケの雄の素顔。

目次

第1章 初のプロオーケストラ(宮城フィル創立;手探りで活動開始 ほか)
第2章 試行錯誤の基盤整備(音楽総監督芥川也寸志;常任指揮者籾山和明の挑戦 ほか)
第3章 飛躍への布石(仙台フィルに改称;音楽監督外山の改革 ほか)
第4章 パスカル・ヴェロと東日本大震災(パスカル・ヴェロの登場;変わる意識、プログラム ほか)
第5章 未来を見据えて(飯守泰次郎、高関健を招く;経済界の支援と国の助成金 ほか)

著者等紹介

須永誠[スナガマコト]
フリーライター。1956年群馬県高崎市生まれ。80年河北新報社(仙台市)に入社。2022年まで記者・論説委員、福島総局長、紙面審査部長などを務める。専門分野は音楽、文芸、原発・環境問題ほか。仙台フィルは1986年から現在まで断続的に取材(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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trazom

104
河北新報の記者が描く仙台フィル50年の物語。演奏会の途中で感動して落涙するほど音楽を愛する著者の文章は、楽団への熱い思いに溢れていて胸を打つ。創設期に福村芳一先生/外山雄三先生の厳しさ、成長期にパスカル・ヴェロ先生/小泉和裕先生/山下一史先生の温かさと、指揮者の個性の変化とともに楽団が育ってきた。「これで金を取る気か」という指揮者の罵声に耐えた東北人の気概が、「東北には交響楽団が一つあればよい」と山形交響楽団との合併を画策する文化庁の姑息さを跳ね除けて、50年の歴史を刻んだ感動の物語である。2024/01/27

スリカータ

12
読み友さんのレビューで知り、早速読んだ。懐かしい!と何度も口にしながら一気読み。小学校の体育館で聴いた初めてのオーケストラ。指揮者の籾山和明さんから貰ったサインをずっと大切に持っていたこと。写真の掲載も豊富で、その中に私も2枚ばかり写っていて、感激した。上海交響楽団の助っ人団員の方々と第九の打ち上げでご一緒した際に、私の拙い中国語に耳を傾け会話して下さったことは、とても良い思い出。地域に根差し、住民から愛される我が街のオーケストラ。今後の益々の活躍を応援したい。2024/01/29

伊達者

4
仙台フィル50周年の記念出版的な本。市内の図書館に漏れなく収蔵されているので借りて読んだ。草創期の苦労話や指揮者との確執などにも触れている。東日本大震災時の苦労なども。寒い中アエルのロビーで昼休みに仙台フィルの復興コンサートを聴いたな。みんな立ち見の中でコンマスの神谷さんが頑張っていた。新ホールの建設も具体化しつつあるが仙台フィルの集客力で2000名のホールは定期の会場として厳しい。財政や集客力の記述もあるが地方でオケの経営は厳しいことも実感される。読んでいるうちに聞きたくなって定期のチケット買いました。2024/01/16

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