目次
第1章 新しい生徒を迎える前に
第2章 メソードに入る前に
第3章 エチュードに入る前に
第4章 ハノンに入る前に
第5章 初めてのペダル 指導の前に
第6章 キャラクター・ピースと舞曲を指導する前に
第7章 ポリフォニー(バロック作品など)導入の前に
第8章 初めての連弾 指導の前に
第9章 ソナチネに入る前に
第10章 日々のレッスン その前に
著者等紹介
北村智恵[キタムラチエ]
音楽教育家。主な仕事は、ピアノ指導、楽譜の監修・校訂、作・編曲等。CDの楽曲解説やコンサートのプログラムノート、新聞、音楽雑誌への執筆も三十数年におよぶ。相愛大学にて「ピアノ教授法」「音楽学演習」を担当し、二十余年間、後進の指導にあたる。また長年、全国各地でピアノ指導者のための講座・公開レッスンの講師を務め現在に至る。日本ピアノ教育連盟会員、日本ショパン協会関西支部理事。著書多数。とりわけ『ピーターラビットと学ぶはじめてのピアノ教本』(パナムジカ)は、イギリスの原作絵本の各場面をピアノ導入本として作曲・構成した、世界初の“表現から入るピアノ・メソード”として、その教程も専門家の間で高く評価されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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スリカータ
16
ピアノ教師50年のベテラン著者の本。非常に細かく解説している。演奏技術と人に教える技術は別なのだ。自分が分かっていることやできる事を当然と思わず、分かりやすく相手に伝える工夫が沢山の事例として挙げてある。時間を置いて再読したい本。2022/01/30
AKO
5
とても充実した内容の本だった。生徒1人を育て上げるまでに通る道が網羅されていた。習い始めから、エチュード、ハノン、ペダル、ポリフォニー、ソナチネ、連弾など。それぞれの段階でおさえたおきたいことが色々。加えて、辞典的なところもあって、自分の再確認にもなったし、それを生徒に伝える時の言葉の使い方もあって。大学図書館で借りた本だったけど、手元にあるといい指導書の1冊だと思う。これからピアノの先生になる人にもいいと思うし、私のように数年経験を積んだ上で読むのも実感として納得できた。まだまだこれからだけど。2025/06/05
まぁり
1
細かくいろいろな事が書いてあり、とてもとても参考になった。 50年という年月をピアノ講師という立場でたくさんの生徒さんたちと接して来られたんだなあと。 2021/09/19
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- 和書
- 定年時の断層撮影