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出版社内容情報
澄んだ音色は非常に美しく、演奏が容易。外観も繊細に美しく作られ、手頃な価格で入手できる、初のヘルマンハープ奏法解説書。
特殊な楽器ではあるが、澄んだ音色は非常に美しく、また、専用楽譜で簡単に誰でも「たどり弾き」出来る反面、素養のある人は五線譜を使ってテクニックも駆使できる。楽器の外観も非常に繊細に美しく作られていて、10万円台から30万円台までで手に入る事もあり、年間200人ほどの新規入門者を得ている。本書は世界初のヘルマンハープ奏法解説書であり、入門者必須のものとなる。
第1章 楽器について
1 ヘルマンハープの図解
2 弦(音)の配列と音域
3 楽器の特徴
4 演奏の方法
第2章 楽譜の読み方
1 ヘルマンハープのための“ダカーポ唱法”
2 ダカーポ唱法での学習の前に
3 ダカーポ唱法の実践
4 既存のリズム読みとダカーポ唱法の違い
第3章 ポジションと姿勢
1 ヘルマンハーブ演奏の4つのポジション
2 基本の姿勢を作る
第4章 基本の構えと基本奏法
1 “構え”と“奏法(弾き方)”の目的は?
2 手と腕の“構え”
3 アンドレアス基本奏法
4 実践―アンドレアス基本奏法
第5章 音の長さの表現方法
1 「長い音」と「短い音」
2 さまざまな音の長さのユーブンク
第6章 di di(ディディ)の奏法
1 diのレガートの奏法をマスターしよう!
2 di diの同音連打
3 diの多い曲のテンポの安定
第7章 du-u di(ドゥ-ウ ディ)の壁を超える奏法
1 du-u diの基本を練習しましょう
2 曲に合わせたdu-u diの弾き方
3 du-u diよりも細かい付点のリズム
第8章 左手伴奏の奏法
1 左右の手の技量バランスを整えよう
2 左手伴奏の独自の流れを表現する
3 版騒音とシーン(場面や空間)の表現
4 左手で、分散和音の伴奏を弾く
5 「溜め」の技法と左手の伴奏
第9章
1 自分の体の正中線を感じてみよう
2 正中線に意識をおいた奏法
3 身体の平衡感覚と奏法
ヘルマンハープ開発者の言葉
ドイツ奏法セミナーに寄せられた感想集
あとがき
著者プロフィール
29曲のうち主な楽譜
◎祈り(聖歌)◎喜べやシオンの娘(聖歌)◎さとうきび畑◎静かな湖畔(スイス民謡/原題・塀の上の南京虫)◎ねむの木の子守歌◎ローレライ◎ウィーン気質◎もみの木◎早春賦
【著者紹介】
著者梶原千沙都氏は、ドイツでの生活の中で、現地のヘルマン・フェーさんがダウン症の息子のために開発したヘルマンハープを知り、その演奏に積極的に取り組む事によりヘルマン氏の信頼を受け、ドイツで指導者として活動した後2004年に帰国、2005年に日本ヘルマンハープ協会を設立、理事長として普及活動を進めている。日本では現在1,500人の演奏者・学習者がおり、全国に180以上の教室がある。五線譜を読めなくても演奏出来るバリアフリー楽器として朝日新聞・産経新聞・毎日新聞・日本経済新聞・読売新聞などの新聞、NHK大阪・ABCテレビ・福岡放送・読売テレビなどに頻繁に紹介され、毎年10%以上参加者が増加している。1987年に完成した若い楽器だが、ドイツでも指導書がない中、初の正式指導書を著した。
目次
第1章 楽器について
第2章 楽譜の読み方
第3章 姿勢とポジション
第4章 基本の構えと基本奏法
第5章 音の長さの表現方法
第6章 di(=ディ)の奏法
第7章 du‐u di(=ドゥ‐ウ ディ)の壁を超える奏法
第8章 左手伴奏の奏法
第9章 身体感覚とヘルマンハープの奏法