出版社内容情報
「筋肉を無理に使わず、骨をたたむ」ナンバ術の身体使いをヴァイオリン演奏に応用し、身体の痛みを解消。演奏自体の質も上がる。
「筋肉を無理に使わず、骨をたたむ」という日本古来の所作や古武術に由来した動きを習得することにより、疲れにくく感覚に優れた身体を作り上げるナンバ術。これをヴァイオリン演奏に応用し、演奏者にとっての万人の悩みである身体の痛みを解消する。またこの「骨から動かす」ことにより、楽器の鳴りがよくなったり、苦手なテクニックも克服できるので、長時間弾き続けられるようになるばかりでなく、演奏自体の質も上がる効果が実証されている。桐朋学園での輝かしい実績を踏まえつつ、ナンバ術最高師範の桐朋学園教授・矢野龍彦氏と、師範でヴァイオリニストの遠藤記代子氏が強力タッグを組んだ注目の一冊。
序章「ナンバ」の効果
第1章「ナンバ」とは
第2章 ナンバ式 12の骨体操
第3章 ヴァイオリン演奏のための7つのムーヴメント
第4章 ヴァイオリンのテクニック――ケース・スタディ
矢野 龍彦[ヤノ タツヒコ]
1952年高知県生まれ。筑波大学大学院体育研究科修士課程(コーチ学専攻)修了。桐朋学園大学教授。心身技術研究所所長。公認陸上競技上級コーチ。メンタル・トレーニング、身心コントロール、シェイプアップ、コーチング、健康教育などの授業を担当。著書・テレビ出演多数。
遠藤 記代子[エンドウ キヨコ]
東京生まれ。19歳で渡欧し、ザルツブルク音楽祭にソリストとして選ばれる。帰国後、さまざまな演奏活動を展開する傍ら、身体トレーニング、メンタル・トレーニング、指揮体験レッスンの講座を設け、プロ奏者とアマチュア奏者の交流を深める音楽祭を開催している。桐朋学園大学音楽学部演奏学科卒業。心身技術研究所公認NANBAインストラクター、日本演奏家連盟会員。宮地楽器音楽教室講師。
内容説明
注目される桐朋学園での実績。
目次
序章 「ナンバ」の効果(ナンバ式体操の成果;インタヴュー 吉田南さん ほか)
第1章 「ナンバ」とは?(身体の声を聞く;動きを変えれば音も変わる ほか)
第2章 12の骨体操(骨盤の前後調整;骨盤の横調整 ほか)
第3章 7つのムーヴメント(ポカポカ駆け足;サッサトステップ ほか)
第4章 ヴァイオリンのテクニック―ケース・スタディ(弓が自然に持てない;ポジション移動&ヴィブラートが滑らかにできない ほか)
著者等紹介
矢野龍彦[ヤノタツヒコ]
1952年高知県生まれ。筑波大学大学院体育研究科修士課程(コーチ学専攻)修了。桐朋学園大学教授。ナンバ術協会理事長。公認陸上競技上級コーチ。メンタル・トレーニング、身心コントロール、シェイプアップ、コーチング、健康教育などの授業を担当
遠藤記代子[エンドウキヨコ]
桐朋学園大学音楽部卒業。在学中より、師である故江藤俊哉氏と室内楽演奏会を定期開催し、また芝居とのコラボレーション作品も数多く手掛ける。2013年、在京演奏家有志による『バウムクーヘン室内管弦楽団』を結成。2016年Ameropa国際音楽祭ゲスト演奏家。宮地楽器講師、ナンバ術協会「ヴァイオリン骨体操」師範(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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