ブルクミュラー25の不思議―なぜこんなにも愛されるのか

個数:

ブルクミュラー25の不思議―なぜこんなにも愛されるのか

  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2021年10月26日 02時19分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 255p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784276143333
  • NDC分類 762.35
  • Cコード C1073

出版社内容情報

『ブルクミュラー 25の練習曲』がなぜ多くの日本人に愛されているのか。作曲家の生涯や日本の出版事情、翻訳曲名の様々を。

『ブルクミュラー 25の練習曲』は誰もが知っている超人気ピアノ曲集だ。「アラベスク」や「貴婦人の乗馬」などは小学校の音楽室のピアノで女子が弾く定番レパートリーで、多くの人が必ずどこかで耳にしている。『バイエル』に続く教則本としてピアノ学習者なら誰しも弾く曲集であるが、その作曲者については、これまでほとんど知られず、関心ももたれてこなかった。しかし、多くの日本人の思い出の中に「ブルクミュラー」はしっかりと存在する。その不思議を考えるのが本書である。この知られざる作曲家の人物や活動、作品を紹介し、なぜ日本の多くの出版社がブルクミュラーの楽譜を出版し、なぜその多くの曲名がそれぞれ違っているのか、日本にどのように伝わり広まったか、どのように教えられ演奏されてきたか、なぜ『25の練習曲』から紙芝居やダンスが生まれたのか、そして、なぜ私たちはこれほどまでにブルクミュラーが好きなのか、を探っていく。ブルクミュラーの不思議を探ることは、私たちの音楽体験を考えることなのだ。

◆プロローグ 知っているようで知らない「ブルクミュラー」

◆第1章「ブルクミュラー25」の不思議――ピアノ界の超ロングセラー
不思議1 暗黙の了解――「ブルクミュラー」といえば・・
不思議2 大ベストセラーの不思議
不思議3 タイトルミステリー1 消えた女(スティリアンヌ)
不思議4 タイトルミステリー2 唐草模様とお姫さま(たなかすみこ版からの妄想)
不思議5 「12の練習曲」にもタイトルが付いていた!
不思議6 「25の練習曲」はシリーズものだった?
不思議7 タイトルミステリー3 牧場の謎~「18の練習曲」

◆第2章 知られざる作曲家――ブルクミュラーの人物像
不思議8 ブルクミュラーって誰? ショパンと同時代のパリを生きた作曲家
不思議9 練習曲以外の作品はなぜ忘れ去られたか?
不思議10 知られざるバレエ作曲家としての顔
不思議11 実は最大のヒット作、バレエ音楽「ラ・ペリ」
不思議12 天才と謳われた弟ノルベルト・ブルクミュラー

◆第3章 ニッポン伝来――日本人とブルクミュラー
不思議13 「ブルクミュラー」のニッポン伝来はいつ?
不思議14 出版史1 日本版「ブルクミュラー」が登場!(明治~1950年)
不思議15 出版史2 高度経済成長期から原典回帰へ(1950年~1990年代~現在)
不思議16 どっちがどっち? 混同されるブルクミュラー兄弟
不思議17 語られる「ブルクミュラー」1~戦後のピアノ教材研究
不思議18 語られる「ブルクミュラー」2~ピアノ雑誌の特集(1990年以降)
不思議19 ブルクミュラーと名づけられたピアノ

◆第4章 ブルクミュラー大好き!――ブルクミュラーの宇宙
不思議20 アレンジで広がる「ブルクミュラー」の世界
不思議21 ブルクミュラーの名を冠したコンクールがあった!
不思議22 「教材」から「作品」へ――ブルクミュラー録音史
不思議23 「ブルクミュラー」が紙芝居になった! インタビュー形式
不思議24 「ブルクミュラー」がダンスになった! インタビュー形式
不思議25 語られる「ブルクミュラー」3~習う側の言葉

◆ブルクミュラーゆかりの地を訪ねて――レーゲンスブルクを加えて旅行記とする
◆エピローグ なぜ、こんなにも愛されるのか?対談形式

◆資料 作品表、ディスコグラフィー
◆コラム

【著者紹介】
音楽ライター/翻訳。東京芸術大学大学院音楽研究科修了。楽譜やCD、演奏会プログラムの楽曲解説、雑誌にインタビュー記事など執筆。著書『あなたがピアノを続けるべき11の理由』(ヤマハ・ミュージック・メディア)。

内容説明

これまで謎に包まれていたブルクミュラーの魅力を解き明かす。

目次

プロローグ 25の不思議ハントの旅へ
第1章 「ブルクミュラー」の不思議―ピアノ界の超ロングセラー
第2章 知られざる作曲家―ブルクミュラーの人物像
第3章 ニッポン伝来―日本人とブルクミュラー
第4章 ブルクミュラー大好き!―ブルクミュラーの宇宙
エピローグ 不思議の旅はまだまだ続く
付録 ブルクミュラーのゆかりの地をたずねて

著者等紹介

飯田有抄[イイダアリサ]
音楽ライター/翻訳。1974年北海道生まれ。東京藝術大学音楽学部楽理科卒業、同大学院修士課程修了。Macquarie University通訳翻訳修士課程修了(英語/日本語)。楽譜やCD、コンサート冊子用に曲目解説の執筆や翻訳を行う。松永流三味線端唄師範。ぶるぐ協会広報

前島美保[マエシマミホ]
日本音楽史研究。1975年埼玉県生まれ。東京藝術大学音楽学部楽理科卒業、同大学院音楽研究科博士課程修了。2012年『十八世紀上方歌舞伎音楽の研究―囃子方を中心に』にて博士号取得。京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センター非常勤講師などを務めるかたわら、ブルクミュラー研究に従事。ぶるぐ協会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 2件/全2件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Humbaba

11
ピアノを練習した事がある人であれば、誰もが南極かは引いたことのある曲。そして、それほどまでに身近な存在なので、日本人であればその巨躯を誰もが耳にしたことがある。小さな頃から親しんでいるからこそ、受け入れやすく、そして親しみを持っている対象になり得る。2014/04/20

山猫

9
「ああ、あれ、ブルクミュラーだったんだ」って感じだな。内容や表現そっちのけ、ただひたすら運指の練習のための曲だったバイエルを卒業して、「曲を解釈し表現する」楽しさや難しさを味わうレベルへの第一段階で待っているのがブルクミュラーと言ってよいのだろう。が、そこまで行き着かない日本のピアノ教育って何か間違ってるんじゃなかろうか?そもそもピアノを演奏するってどういうことなのかをほとんどの先生も生徒も忘れてるような気がするぞ。 邦題の付け方が結構杜撰だってことは「クラシックあるある」なのかもしれない。2017/05/21

優花

9
とても面白かった!作曲家としてあまり論じられることのなかったブルクミュラーについて、多岐な方面から分析してる。改訂され続けて各タイトルが変わった曲がある、「グ」が「ク」に表記が変わった時期、等々、知らなかったことばかり。茂木淳子さんの「ブルクミュラーはピアノ経験者にとって美しい思い出として共有されて…過去の美しい記憶」の言葉につきる。2014/03/17

すももんが

7
まずはブルクミュラーだけで1冊の本にされたことに敬意を表したい。ブルクミュラー練習曲のトリビアや、ブルクお稽古あるあるまで、様々な切り口でブルクを語っているのがスゴい。ブルクミュラーコンテスト(!)での審査員の愛情溢れる講評に涙し、子どもの頃に使った曲集に書き込まれた先生のコメントに懐かしさと切なさを覚える。忘れかけていたブルクミュラー魂を激しく揺さぶられる1冊。ブルコンの講評から。「すてきな音楽は、毎日でも変えて弾くことができるんですよ」2018/07/12

Sachi

5
ピアノを習ったことのある人なら必ずといっていいほどに通る道、ブルクミュラー。読めば読むほどになるほどと笑みを浮かべながら読める本です。日本にいつどのようにしてブルクミュラーはもたらされ今日まで愛され続け弾き続けられているのか?歴史を紐解きながら、意外に知られていないブルクミュラーさんのことを知れる1冊です。最近では色々と研究もされるようになり、面白い試み(紙芝居やダンスなど)もあってますます熱いブルクミュラーさんです。2017/06/02

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/7636954

ご注意
リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。