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ショパンのピアニスム―その演奏美学をさぐる

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  • サイズ A5判/ページ数 357p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784276143234
  • NDC分類 763.2
  • Cコード C1073

出版社内容情報

流伝的なショパン観を排し、自筆譜や弟子の楽譜に記されたショパン自身の書き込みといった一次資料にたちかえって、「ショパンの演奏論」についての新しい視点を提起。

内容説明

流伝的なショパン観を排し、自筆譜や弟子の楽譜に記されたショパン自身の書き込みといった一次資料にたちかえって、「ショパンの演奏論」についての新しい視点を提起。ショパン自身や同時代人による信頼性の高い証言や、彼の『ピアノ・メトード』草稿など、豊富な実例をもとに実証的に論ずる。

目次

第1章 ピアノ技法の原理
第2章 運指法
第3章 ベル・カントの応用
第4章 装飾法
第5章 テンポ・ルバート
第6章 フレージング
第7章 ペダリング
第8章 ショパンとピアノ教育

著者等紹介

加藤一郎[カトウイチロウ]
東京芸術大学卒業、スイス・ヴィンタートゥア音楽院留学。タチアナ・ニコライエワ、コンラート・ハンゼンのマスタークラスを受講。各地でリサイタル、オーケストラとの共演、室内楽等の演奏活動をおこない、NHK‐FM等に出演している。ショパンの音楽様式を中心に論文多数。多くのコンクールの審査をおこない、公開講座や公開レッスンの講師をつとめている。現在、国立音楽大学助教授。日本ピアノ教育連盟評議員
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感想・レビュー

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みかん

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結局は歌うことと踊ること、つまり本物の歌以上に歌であろうとしたベルカントのピアノと、マズルカのリズムを理解することが、彼のフレージングやペダリング、運指の基本になるのね。一番面白いのはルバートの話かも。伴奏は崩さずメロディーは自由に歌わせ、時にマズルカの不規則なリズムを入れる、そんな歌心だから。しかしこれを読むとショパンの歌曲への関心もやはり気になってくるな2021/10/14

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