時がくれたもの―ピアノが紡いだ物語

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  • サイズ B6判/ページ数 206p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784276143081
  • NDC分類 763.2
  • Cコード C1073

出版社内容情報

世界的なピアニストを育てた名指導者が、多様な個性の生徒たちとの出会いを語り、才能や成長、表現、時間などを問いかける。

世界的なピアニストを数多く育てている名指導者が、これまでに出会った多様な個性の生徒たち、そして道を求める若きピアニストたち──手を噛む少年、嘘をつく少年、不器用な男の子、優しいお姉さん、飛ぶ少女、最強コンビの親子、咳払いする少年──について語り、才能、成長、時間、表現などについて、読者に問いかける。
ひとりの芸術家、ひとりの指導者が育つためには、多くの「出会い」と「時間」が欠かせない。「大きく育てるにはそっとしておく時間が大切」「才能とは孤独のなかに生まれ磨かれていく」「自分にとって大切なことはその人がもっとも自然な姿でいるときにふと見つかるものなのかもしれない」「音楽家にとって心を解放するための鍵…それは音楽への愛情である」……音楽家、芸術家、指導者、子供の教育に取り組む親たちの求める言葉がここにある。

※内容は、あくまで予定ですので、予め、ご了承ください。

◎第1章 目覚める時
聴こえないものを聴く
自然の流れのなかで
強気な発言の裏にあるもの
自由に、のびやかに
自然体
小鳥とふくろう
白と黒の世界
役割を演じる
根競べ
強い母、物静かな息子

◎第2章 自分を探す時
白い糸
募金箱
ウサギとカメ
特別なパワー
新しい世界への扉
「素」の自分
まっさらな自分
おしゃべり君
長い旅
オペラ風ピアノソナタ
立派なパフォーマー
聴衆が期待するもの

◎第3章 人生という時
伝わっている!
咳払いする少年
[執着]

不器用
ありのままに
オアシス
地道
腕輪
感謝
オール・ザ・ベスト!

【著者紹介】
桐朋学園大学ピアノ科2年在学時に渡欧。パリを中心に各地でリサイタル、室内楽、オーケストラ共演、伴奏等で活動。国際的に活躍する数多くのピアニストを育て、また幅広い音楽普及啓蒙活動を行っている。昭和音楽大学附属音楽・バレエ教室室長、同附属ピアノアートアカデミー主任教授。(社)全日本ピアノ指導者協会理事。

内容説明

心をつなぐピアノ。数々のピアニストを育てた名指導者が伝える、音楽と人生の教え。

目次

1 目覚めの「時」(聴こえないものを聴く;自然の流れの中で;自由に、のびやかに;自然体 ほか)
2 自分を探す「時」(白い糸;ウサギとカメ;新しい世界への扉;まっさらな自分 ほか)
3 人生という「時」(伝わっている!;執着;不器用;ありのままに ほか)

著者等紹介

江口文子[エグチフミコ]
桐朋学園大学在学時に渡欧。パリを中心に各地でリサイタル、室内楽、オーケストラ共演、伴奏等で活動。国際的に活躍する数多くのピアニストを育て、また幅広い音楽普及啓蒙活動を行っている。ヤマハマスタークラス主席講師を経て、昭和音楽大学教授ピアノ科主任、同附属音楽・バレエ教室室長、同附属ピアノアートアカデミー主任教授、同音楽教育研究所所長。一般社団法人全日本ピアノ指導者協会理事。ショパン国際ピアノコンクールin ASIA組織委員会特別委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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