出版社内容情報
「ベルカント」を中心命題に、「喉のメカニズム」から「発声方法」、さらには「舞台に立つ際の心構え」まで、実際の歌い手たちが知りたいことをQ&A方式にまとめたもの。
【著者情報】リチャード・ミラー
1926年生まれ。オペラやリサイタルで国際的に活躍したテノールで、後に教育者に転身。米国オバーリン大学に音声研究施設をもつ。現在、もっとも高名な声楽指導者のひとり。
内容説明
ベルカント唱法の真髄を知りたい人へ!歌い手や声楽指導者から実際に訊かれた「質問」計212題に明快に答えた、わかりやすく実用的なQ&A集。
目次
第1章 呼吸について
第2章 姿勢
第3章 喉の仕組み
第4章 共鳴のバランスをとる
第5章 継続鼻音と非鼻音性子音
第6章 ヴィブラート
第7章 声区融合
第8章 健全な歌唱
第9章 指導における諸問題
第10章 演奏に関連して
著者等紹介
ミラー,リチャード[ミラー,リチャード][Miller,Richard]
1926年生まれ。オペラやリサイタルで国際的に活躍したテノールで、後に教育者に転身。米国オバーリン大学に音声研究施設をもち、声の研究をしながら、その成果を長年の教育の中に生かしている。そのかたわら、欧米各地で数多くのマスターコースを開き、現在、もっとも高名な声楽指導者のひとりである。研究者、コンクールの審査員としても活躍し、多くの声楽教育書の著者でもある。2005年に退職したが、マスターコースは継続している
岸本宏子[キシモトヒロコ]
東京芸術大学音楽学部楽理科卒、同大学院修士課程修了。その後フルブライト奨学生として渡米、ブリンモア・カレッジ大学院博士課程に進学、1975年哲学博士号(音楽学)取得。さらにシモンズ・カレッジ大学院修士課程に学び、1980年、科学修士号(図書館情報学)取得。1972~2002年の間、留学期等を除いて東京芸術大学音楽学部楽理科、電気通信大学ほかの非常勤講師。2002年~昭和音楽大学教授。現在、同校大学院音楽研究科長および大学付属図書館長。専門分野は「イタリア・ルネサンスのマドリガーレ」と「音楽図書館学」
長岡英[ナガオカメグミ]
千葉大学教育学部中学校教員養成課程、および東京芸術大学音楽学部楽理科卒、同大学院修士課程修了。米マサチューセッツ州ブランダイス大学自然科学大学院博士課程に進学、2004年「ジョヴァンニ・アニムッチャのミサ曲:背景と様式」で哲学博士号(音楽学)取得。現在、電気通信大学、および武蔵野音楽大学非常勤講師。専門はルネサンス時代のミサ曲(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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