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出版社内容情報
声楽をイタリアで学んだ耳鼻咽喉科医師が声の仕組みを分かりやすく説明する『声の科学』の改訂版。歌う医師として、良い声を出すための発声法を、自ら計測したデータに基づき科学的に明らかにしていく。図表、グラフ、写真の一部に加え、呼吸法、声区に関する記述が最新情報に。表紙デザインも一新した。
内容説明
教師、落語家、邦楽家、ポピュラー歌手、声楽家、ビジネスマンなど、仕事や趣味で声を使い、どのようにしたら良い声が出るだろうか、どのようにしたら声をこわさないでいられるだろうか、と悩むヒトは多い。本書は、科学的な観点から、歌う医師である筆者が、読者の立場で、わかりやすく解き明かす、声の科学の専門書である。初心者から、プロフェッショナルの方まで、多くの声の疑問が解決されることだろう。
目次
序章 声はどのようにして作られるでしょうか
第1章 呼吸 声は呼吸から―息は声のみなもと、どのように息が作られるでしょうか
第2章 声帯振動―息はどのようにして声になるでしょうか
第3章 構音、共鳴―声の響きや言葉はどのように作られるでしょうか
第4章 調節機構―発声や発音はどのように調節されるでしょうか
第5章 ボイスマップ―発声法を理論的に評価する方法とは
第6章 ボイスマップの応用―声を自由にデザインしよう
第7章 声の健康―声をこわさないようにする音声医学
著者等紹介
斉田晴仁[サイダハルヒト]
医学博士、ヴォイステック音声研究所所長。さいだ耳鼻咽喉科クリニック院長。昭和大学兼任講師医学部(1993‐2024)、保健医療学部(2024‐)。日本大学藝術学部音楽学科非常勤講師(2017‐2024)。都立日比谷高等学校卒業、昭和大学医学部卒業。東京大学医学部音声言語研究施設特別研究生(1990‐1994)。二期会オペラスタジオ30期研究生テノール。1985‐1987年、イタリアミラノ留学、パヴィア大学耳鼻咽喉科では、Prof.G.Galiotoに喉頭癌手術など喉頭科学の指導を受け、トリノ大学では、Prof.O.Shindlerに音声言語医学の指導を受ける。Nino Scattiliniに声楽発声、オペラ歌唱指導を受ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。