出版社内容情報
「声は出すものでなく出るもの」「なすがままに自然体」を心がければ、みるみる声が良くなる。生徒志望が後をたたない名物教室。
「声は出すものでなく出るもの」「なすがままに自然体」が発声の基本。個性ではなく変についてしまった悪いクセを直し、ここに至る道を指導する。著差は、50年近くにわたり自分の経験から生み出した最良の方法を、80歳を過ぎても元気に全身を使って教授してきた。口コミで発声を学ぶ生徒があとをたたず、すでに先生についたことがある人も、なかなか直接学べないでいる人にも、まとまった田中先生の指導書が求められていた。その名物教室を再現、みるみる声が良くなって行くその田中式発声法を、全国の声に悩む人々に伝える待望の本。
1、どのような姿勢で歌うのか―自然体の歌声への冒険 腕は振り子に/戸板に乗る
2、身体と響きの衣をまとった声 身体をどのように使えば伸びのある声になるのか/息に導かれる歌声/身のこなし/声の状態と変化/心得ておきたいこと
【著者紹介】
1928年生まれ。49年東京音楽学校(現東京芸術大学)本科声楽科卒業。1962~63年ベルギー・ブリュッセル王立音楽院に留学。帰国後昭和音大短期大学部・昭和音大講師をへて、現在に至るまで発声指導を続ける。日本演奏連盟、日本声楽発声学会会員。
内容説明
大好きなオペラ・アリアや歌曲を歌いたい、合唱団で活躍したい、オーディションや試験に備えて…目的はさまざま。でも―気負った無理な発声で、声を作っていませんか?いまからでも遅くない、実践に徹した独自のメソードで、まずは楽器である身体のトレーニングを。
目次
1 どのような姿勢で歌うのか―自然体の歌声への冒険
2 身体と響きの衣をまとった声(身体をどのように使えば、伸びのある声になるのか;息に導かれる歌声;身のこなし;声の状態と変化;心得ておきたいこと)
著者等紹介
田中房子[タナカフサコ]
1928年東京生まれ。旧姓大川。49年東京音楽学校(現東京藝術大学)本科声楽科卒。東京交声楽団に入団。51年同校研究科修了。1962~63年ベルギーのブリュッセル王立音楽院に留学。59~65年リサイタル活動(4回開催)。その後昭和音楽大学短期大学部・昭和音楽大学講師をへて、現在に至るまで発声指導を続ける。91年以降「和の会」主催。日本演奏連盟・日本声楽発声学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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yuko🌿
杏子
ほんのみちを