音を感じる視唱入門―先生のピアノで歌おう

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  • サイズ B5判/ページ数 95p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784276142114
  • NDC分類 761.2
  • Cコード C1073

出版社内容情報

月刊誌『ムジカノーヴァ』2012~14年の連載に加筆。調性、和音、音の繋がりを味わう「相対音感」を手に入れるための指導法。

月刊誌『ムジカノーヴァ』2012年4月号~2014年9月号に連載された「高橋千佳子先生の音を感じる新曲視唱」を1冊にまとめ、加筆修正を行ったもの。器楽で「歌う」ためには、その元となる「歌う」行為を習得するべきである。本書では、調性、和音、音のつながりを味わう「相対音感」を手に入れることを目指す。音階の順次進行や、和音の構成音を歌うことから始まり、「アーティキュレーションやリズムは、しゃべり言葉をあてはめる」「長調の同主調で短調の導入を」「“王道”のカデンツを歌ってみる」「とんであらわれる音は、主音と属音を拠りどころにとる」など、視唱のコツを全30回で伝授する(1回見開き2ページ)。各回では、予備練習のあと、視唱課題(簡単な伴奏つき)に取り組む。各回ごとの指導法の解説も必読。楽器のレッスンに入る前の段階、または楽器のレッスンと並行しての使用に最適。3~12歳くらいの生徒を教える先生に贈る。

1「ドミソ」の和音――順次進行
2「ソシレ」の和音――順次進行
3「ファラド」の和音――順次進行とアルペッジョ
4「レファラ」の和音――順次進行とアルペッジョ
5「ラドミ」の和音――順次進行とアルペッジョ
6「ミソド」「ソドミ」の和音
7「シレソ」「レソシ」の和音
8 歌い方を表す記号(1)――スラーとスタッカート
9 歌い方を表す記号(2)――スラー、スタッカート、テヌート
10 歌い方を表す記号(3)――スラー、スタッカート、テヌート、アクセント
11 音程の味わい(1)――長三和音・減5度
12 ハ長調とハ短調(1)
13 とんであらわれるレ(ハ長調)
14 とんであらわれるラ(ハ長調)
15 とんであらわれるレとラ(ハ長調)
16 とんであらわれるラ(ト長調)
17 とんであらわれるミ(ト長調)
18 とんであらわれるラとミ(ト長調)
19 和音のつながり(1)(ハ長調)
20 和音のつながり(2)(ト長調)
21 和音のつながり(3)(ヘ長調)とんであらわれるソとレ(ヘ長調)
22 ハ長調とハ短調(2)
23 ハ長調とハ短調(3)
24 リズムのかたち(1)――リズムの盛り合わせ
25 リズムのかたち(2)――付点
26 リズムのかたち(3)――シンコペーション
27 リズムのかたち(4)――2分音符・4分音符1つ分のリズム
28 リズムのかたち(5)――16分音符
29 リズムのかたち(6)――タイ
30 音程の味わい(2)――短2度・長7度

【著者紹介】
東京藝術大学音楽学部作曲科卒業。同大学院ソルフェージュ科修了。現在、東京藝術大学および同音楽学部附属高等学校、日本大学芸術学部、東京音楽大学、国立音楽大学各講師(ソルフェージュ、CM関連の授業)。成城ソルフェージュ研究会代表、日本ソルフェージュ研究協議会理事。1977年からCM作曲に携わる。著書に『視唱スタディ』、『音楽史からみたリズム・スタディ』(以上、共著、全音楽譜出版社)。本名:高橋和江。

内容説明

先生が歌う→生徒が真似をする。「歌う」楽しさが伝わる。

目次

「ドミソ」の和音―順次進行 ハ長調
「ソシレ」の和音―順次進行 ハ長調・ト長調
「ファラド」の和音―順次進行とアルペッジョ ハ長調・ヘ長調
「レファラ」の和音―順次進行とアルペッジョ ハ長調
「ラドミ」の和音―順次進行とアルペッジョ ハ長調・イ短調
「ミソド」「ソドミ」の和音 ハ長調
「シレソ」「レソシ」の和音 ハ長調
歌い方を表す記号(1)スラーとスタッカート ハ長調・ト長調
歌い方を表す記号(2)スラー、スタッカート、テヌート ハ長調・ヘ長調
歌い方を表す記号(3)スラー、スタッカート、テヌート、アクセント ハ長調・ト長調・イ短調〔ほか〕

著者等紹介

高橋千佳子[タカハシチカコ]
東京藝術大学音楽学部作曲科卒業。同大学院ソルフェージュ科修了。現在、東京藝術大学および同音楽学部附属音楽高等学校、日本大学芸術学部、東京音楽大学、国立音楽大学、各講師(ソルフェージュおよびCM関連の授業)。成城ソルフェージュ研究会代表、日本ソルフェージュ研究協議会理事。1977年からCM作曲に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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