転換期の音楽―新世紀の音楽学フォーラム

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  • サイズ A5判/ページ数 484p/高さ 24cm
  • 商品コード 9784276139077
  • NDC分類 760.4
  • Cコード C1073

内容説明

中世・ルネサンスから現代まで、転換期の連続としての音楽史を描き出すとともに、現代の音楽学研究の諸問題をあざやかに照らし出す。38人の音楽学者による気鋭の論考集。

目次

第1部 16世紀以前(中世・ルネサンス)(声と無名性―中世・ルネサンスにおける女性の音楽創造をめぐって;ルネサンス初期の多声ミサ曲とcontenance angloise―ボローニャQ15写本におけるイングランドのミサ・サイクル ほか)
第2部 17~18世紀(バロック、古典派)(コンチェルトから教会カンタータへの道―ドレスデン宮廷におけるふたりのイタリア人楽長について;転換期としての「器楽の独立」 ほか)
第3部 19世紀(ベートーヴェンの「後期様式」をめぐるアドルノの思索とその源泉―アレゴリー論を中心に;「2つの交響曲」再考―ベートーヴェン第9交響曲作品史の一断面 ほか)
第4部 20世紀(1930年代のプーランク;「実用版楽譜」としてのコルトー版―楽譜と演奏をめぐって ほか)
第5部 日本と欧米(ケーベル先生のまなざし―瀧廉太郎との幸福な出会いそして別れ;明治時代後半期における作歌に関する試論―鳥居忱を中心として ほか)

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