感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
BsBs
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2009年刊行の合本版で読了。音階について示した1よりもリズムは一見分かりやすいように見えるが、1よりも理解が難しい内容となっている。また当然のように1を理解していることを要求する。エッセンスだけ捉えるなら、拍節を持たず、言葉にリズムが縛られる自由リズムの追分節、はっきりした拍節を持つが、付加リズムによってしばしばそれが乱れる八木節、そして芸術音楽はその2つのマリアージュ、といったところか。日本に限った話ではなく普遍性を持った性質だが、いざ言葉によって音楽が形作られる様子をまじまじと見ると本当に面白い。2025/03/22
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- 和書
- 基礎からの「ガロア理論」