諸井誠のベートーヴェンピアノ・ソナタ研究〈3〉第24番~第32番 「人生ソナタ」における完結部と未来への啓示

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  • サイズ A5判/ページ数 209p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784276130258
  • NDC分類 763.2
  • Cコード C1073

内容説明

孤独の巨匠ベートーヴェンの後半生を辿りつつ、No.26告別、No.29ハンマークラヴィーア、No.30~No.32の最後の3つのソナタなどの重要作品を詳細に分析し、その後の音楽への影響を考察した「人生ソナタ」完結編。

目次

レクチャー・ルームにて:ベートーヴェンのひろがり―ピアノ・ソナタを中心に
第24番嬰ヘ長調作品78
BTHVNを囲む3大B.‐Families
第25番ト長調作品79
第26番変ホ長調作品81a
ベートーヴェンの後期ピアノ・ソナタは何番からか?また、永劫回帰への道とは?
第27番ホ短調作品90
第28番イ長調作品101
ベートーヴェン後期の6大ソナタについて
第29番変ロ長調作品106ハンマークラヴィーア
第30番ホ長調作品109
第31番変イ長調作品110
第32番ハ短調作品111
ポスト・ベートーヴェンのピアノ・ソナタを俯瞰する
グレゴリオ聖歌からヒポクラテスの箴言に遡る

著者等紹介

諸井誠[モロイマコト]
1930年12月17日生まれ(東京)。1952年3月東京音楽学校本科(現・東京芸術大学音楽学部)作曲科卒業。黛敏郎、入野義朗、柴田南雄等と20世紀音楽研究所を組織し、1957年から65年にかけて、軽井沢を中心に、大阪、東京等で移動現代音楽祭を開催。十二音音楽、電子音楽等をいち早くとり入れ、また、1960年代から尺八を中心に各種邦楽器をも手がけ、邦楽器とオーケストラの統合を企図した独自のジャンルを開発するなど、現代音楽における先駆的存在として活躍し、国際的評価を得る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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