出版社内容情報
子どものための音楽療法士として長年療育の現場で活躍してきた第一人者による曲集・音楽活動ハンドブック。
現場で奮闘する音楽療法士や保育士、幼稚園教諭、特別支援教育にかかわる先生方へ向けて、より豊かな音楽活動を展開してもらうことを目的に、音楽表現に使うさまざまな活動例を提案。著者のオリジナル曲を中心とした伴奏楽譜と、その曲を使ってグループで行う楽しい「音あそび」の活動を解説するほか、手作り楽器の作り方やプログラムの組み方なども紹介している。
楽器や音楽を介して友だちとコミュニケーションすることで、子どもたちは楽しさを共感。表現力や集中力が増したり、自己肯定感を高めることにもつながるこれらの活動は、障がいをもつ子どもだけではなく、健常の子どもにも役立つものだ。
2009年刊行以来、好評を博してきたロングセラーの新装改訂版。
目次
第1章 音楽療法・音あそびのためのオリジナル曲集&解説(トランポリンでピョン;みんなのバス;みんなで手をたたこう ほか)
第2章 音楽療法の考え方とメリット(一人ひとりを生かす;音楽には3つの力がある;子どもの音楽療法の目的 ほか)
第3章 音楽療法・統合保育・特別支援クラスに応用する音楽活動(始まりの認識;活性化;空間認識 ほか)
著者等紹介
下川英子[シモカワエイコ]
東京藝術大学作曲科大学院修了。日本音楽療法学会認定音楽療法士。お茶の水女子大学、東京家政大学で講師を務めたのち、病院や療育施設、保育園などで音楽療法士を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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