内容説明
「グラウトの西洋音楽史」は、30年前の発売以来、音楽史のバイブルとしてわが国で高く評価されている。グラウトの死後、パリスカが新しい時代に対応する改訂を行ってきたが、今回の第5版では内容が全面的に書き改められ、装いも一新されて、まさに今日的な西洋音楽史となっている。
目次
16 ロマン主義と19世紀の管弦楽曲
17 19世紀の独奏曲、室内楽曲、声楽曲
18 19世紀のオペラと音楽劇
19 1870年代から第1次世界大戦までのヨーロッパの音楽
20 20世紀ヨーロッパの主流
21 20世紀ヨーロッパにおける無調性、音列主義および最近の発展
22 アメリカの20世紀
著者等紹介
戸口幸策[トグチコウサク]
1927年生まれ。1953年東京大学経済学部(旧制)卒業。1998年成城大学名誉教授。1979年イタリア政府からカヴァリエーレ勲章受章
津上英輔[ツガミエイスケ]
1955年生まれ。1979年東京大学文学部(美学芸術学)卒業。1992年博士(文学・東京大学)。現在、成城大学文芸学部教授
寺西基之[テラニシモトユキ]
1956年生まれ。1982年上智大学文学部英文学科卒業。1984年成城大学大学院文学研究科(西洋音楽史専攻)修士課程修了。現在、音楽評論家
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