新 イタリア・オペラ史

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  • サイズ B6判/ページ数 305,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784276110410
  • NDC分類 766.1
  • Cコード C1073

出版社内容情報

06年初版「イタリア・オペラ史」の大幅増補改訂版。最新の年表、充実した索引、写真・図版も豊富。究極のオペラの歴史書。

2006年7月初版の「イタリア・オペラ史」をもとに全頁を見直し増補改訂した。補遺や年表もさらに2015年までの情報を入れて充実させ、2段組30ページ近くにわたる索引も、事典のように使える詳細さ。オペラ発祥の地イタリアだけでなく、ドイツ、オーストリア、中央ヨーロッパ、イギリスまでを網羅し、作曲家から台本作家、劇場や演奏方法など当時の社会・歴史に絡めてオペラの歴史が語られる。珍しい肖像画・写真・図版が豊富。新鮮な読み物であるとともに、文献的にも後世にのこる研究書。

一 オペラが誕生するまで(前史に関する考察)
二 初期バロックの宮廷オペラ(1598~1636)
三 中期バロックのイタリア・オペラ(1637~80)
四 後期バロックのイタリア・オペラ(1681~1730)
五 メタスタージオの時代(1731~70)
六 古典期のイタリア・オペラ(1771~1800)
七 ロッシーニ、ベッリーニ、ドニゼッティの時代(1801~40)
八 ヴェルディとその時代(1841~80)
九 ヴェリズモとプッチーニの時代(1881~1924)
一〇 プッチーニの死から現在まで(1925~2015)
補遺:トスカニーニ後のイタリア・オペラ指揮者と演出家、ファシズム期から現在に至るイタリア・オペラ歌手、イタリアの音楽祭と作品の復興、批判校訂版とその意義
巻末 イタリア・オペラ年表/索引

【著者紹介】
1957年東京生まれ。音楽・オペラ研究家。日本ロッシーニ協会会長。フェリス女学院大学オープンカレッジ講師。2004~09年、国立音楽大学にて「オペラ史」「作品研究」などを講ずる。著書に『消えたオペラ譜 楽譜出版にみるオペラ400年史』『サリエーリ モーツァルトに消された宮廷楽長』『イタリア・オペラ史』(共に音楽之友社)、共著に『オペラ・キャラクター解読事典』『新編 音楽中辞典』『新編 音楽小辞典』(共に音楽之友社)、『魅惑のオペラ』(小学館DVD BOOK、全30巻)、『ジェンダー史叢書・第4巻 視覚表象と音楽』(明石書店)、『ローマ 外国人芸術家たちの都』(「西洋近代の都市と芸術」第1巻、竹林舎), 楽譜編纂ほか多数。ロッシーニ、オペラ、エディション、歌手、歌唱法、歴史的声楽教本に関する論文や論考を日本ロッシーニ協会紀要「ロッシニアーナ」と同協会ホームページ(http://societarossiniana.jp/)に多数掲載。『サリエーリ』により第27回マルコ・ポーロ賞を受賞。

内容説明

イタリア・オペラの歩みを一貫性ある歴史として再構成。日本では前例のなかったイタリア・オペラ通史。近現代の作品も含め登場オペラ・タイトルは1030。随所に「あらすじ」記載。人名・作品の詳細な索引。イタリア・オペラ年表付き。

目次

オペラとその歴史の基本理解
オペラが誕生するまで(前史に関する考察)
初期バロックの宮廷オペラ(一五九八~一六三六)
中期バロックのイタリア・オペラ(一六三七~八〇)
後期バロックのイタリア・オペラ(一六八一~一七三〇)
メタスタージオの時代(一七三一~七〇)
古典期のイタリア・オペラ(一七七一~一八〇〇)
ロッシーニ、ベッリーニ、ドニゼッティの時代(一八〇一~四〇)
ヴェルディとその時代(一八四一~八〇)
ヴェリズモとプッチーニの時代(一八八一~一九二四)
プッチーニの死から現在まで(一九二五~二〇一五)

著者等紹介

水谷彰良[ミズタニアキラ]
1957年東京生まれ。音楽・オペラ研究家。日本ロッシーニ協会会長。フェリス女学院大学オープンカレッジ講師。2004~09年、国立音楽大学にて「オペラ史」「作品研究」の講師を務める。多数の論文・論考を日本ロッシーニ協会紀要「ロッシニアーナ」と同協会ホームページに掲載。『サリエーリ』により第27回マルコ・ポーロ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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