知っておきたい!近代ヨーロッパ史とクラシック音楽―世界史×音楽史

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知っておきたい!近代ヨーロッパ史とクラシック音楽―世界史×音楽史

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  • サイズ A5判/ページ数 240p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784276110229
  • NDC分類 762.3
  • Cコード C1073

出版社内容情報

あの名曲の背景には、こんな「ヒミツ」があった! ヨーロッパの歴史とは切っても切れない密接な関係を持っているのがクラシック音楽。青山学院大学教授である音楽学者・音楽評論家で歴史にも造詣の深い著者が、知れば知るほどクラシック音楽をもっと愉しめる世界史の知識を親しみやすく綴る。急激に進化・変化を遂げる古典派の時代から20世紀半ばにかけてのクラシック音楽と、同時期のヨーロッパにおける政治や社会・思想の歴史との関係を解きほぐすことで、名曲のほんとうの意味が明かされる。巻末の年表では、音楽史、世界史を対比させるとともに、日本史も併記して時代の姿を立体的に描き出す。《魔笛》の謎を解く鍵は「啓蒙思想」? 《冬の旅》は「自由主義」への渇望? 《スラヴ舞曲》は民族融和策から生まれた? ヴェルディは統一イタリアの英雄? ワーグナーが加担した革命とは?――そして、その頃日本では……

内容説明

世界史に隠された名曲のヒミツ。切っても切れないヨーロッパの歴史とクラシック音楽―知れば知るほど音楽はもっと愉しくなる!

目次

第1章 啓蒙主義時代
第2章 変わりゆくヨーロッパ社会
第3章 フランスの音楽の新たな局面
第4章 近代的国民国家へと向かうドイツ
第5章 ヴェルディとワーグナー
第6章 オペレッタを育んだパリとウィーン
第7章 東ヨーロッパの胎動
第8章 普仏戦争以降のフランスとドイツ
第9章 二つの世界大戦と作曲家

著者等紹介

広瀬大介[ヒロセダイスケ]
音楽学者、音楽評論家。1973年生まれ。青山学院大学教授。日本リヒャルト・シュトラウス協会常務理事・事務局長。『レコード芸術』など各種音楽媒体での評論活動のほか、NHKラジオへの出演、演奏会曲目解説・CDライナーノーツの執筆、オペラ公演・映像の字幕・対訳などを多数手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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どら猫さとっち

9
モーツァルトからバーンスタインまで、名曲誕生の背景には常に歴史や時代があった。わかりやすく、興味深い世界史と音楽史の融合がここにある。モーツァルトの「魔笛」は啓蒙主義だった。ショパンの祖国への想いと恋愛、ロシア・スラヴ音楽の誕生など、作曲家や歴史上の人物のエピソードが満載。本書を読んで聴くと、音楽世界がぐっと深く、広がっていく。クラシック音楽のガイドブックとしても最適。2025/04/04

ろべると

7
クラシック音楽の作曲家について、それぞれの時代の政治的、社会的な歴史との関係に焦点を当てて概説した本。これまで断片的には知っていても、各国の西欧史の流れの中でまとまった説明を聞くことはなかったので、その意味で有益であった。著者は大学で教えているので、きっとこの本を教科書に使うのだろう。一般の学生たちにとって、小学校の音楽室に貼ってあったバッハやベートーヴェンの肖像(今もあるのか?)で止まっていた大作曲家のイメージが、講義を受けることで、それぞれの激動の時代を生きた生身の存在として3次元されるとよいのだが。2025/03/27

takakomama

2
啓蒙思想の時代から両大戦期までのクラシック音楽の歴史と世界史の流れを解説。当時の政治や制度、出来事が人々の暮らしや文化、芸術、文学などすべてのことに影響しています。理解を深めるためには歴史を知ることが大事だと思いました。音楽と歴史の断片的だった知識が繋がると、音楽鑑賞がもっと楽しくなりそうです。『ムジカノーヴァ』連載を加筆訂正。2025/06/02

sakko

2
テレビやホテルのロビーなど、様々な場所で聞く機会があるクラシック音楽。聞いた事があっても作曲家と曲名が結び付かなかったりするのに、時代背景まで考えた事はありませんでした。何となくものすごく昔からあるもの!というイメージでしたが、名だたる作曲家のほとんどの活躍時期が、1800年代に集中していて驚きました。時代背景を見ると、フランス革命やナポレオンの活躍といった民主化運動真っ只中の時代であり、音楽が広く受け入れられ楽しむ人が増えた事で、今日の名曲が生まれたのかと思うと感慨深く面白かったです。2025/03/30

Go Extreme

2
啓蒙主義: 理性 自由 科学的合理性 個人権利 反権威 教育改革 知識普及 フランス革命 ヴォルテール ルソー カント 音楽と啓蒙主義: フリードリヒ大王 クープラン 音楽家 音楽と自由 音楽的理念 宮廷音楽 産業革命: 工業化 経済革命 都市化 労働者階級 社会問題 労働運動 ナショナリズム: 音楽と国民性 フランス革命 ドイツ統一 ゲーテ 民族音楽 政治的影響: ヴェルディ ワーグナー 音楽と革命 民族主義 ドイツ民族主義 イタリア統一 戦争: 音楽と戦争 音楽の変容 亡命作曲家 東ヨーロッパ音楽文化2025/03/13

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