名曲で学ぶ楽式と分析

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名曲で学ぶ楽式と分析

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  • サイズ B5判/ページ数 200p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784276104068
  • NDC分類 761.7
  • Cコード C1073

出版社内容情報

名曲とされる作品が「どのように書かれたのか」、作曲家は「音による建築をどのように設計、作品化したのか」との観点で論じた。
西洋クラシック音楽において、名曲と称される作品が「どのように書かれたのか」、作曲家は「音による建築をどのように設計し、作品化したのか」という観点から論じた、最新にして最強の楽式論。楽式論に必須の基礎形式、複合形式を懇切に解き明かしたうえ、変奏曲形式や対位法様式の代表であるカノンとフーガ、和声様式の代表であるソナタ形式にも多くの紙幅を割いた。近代フランス音楽の様式として、ドビュッシーとラヴェルを詳細に論じた1章を設けたのも、類書にない特徴である。既刊『名曲で学ぶ対位法』『名曲で学ぶ和声法』同様、魅力的な実曲を多数示し、その多くが読者が実際に弾いて試せるように、大譜表で書かれている。本書を読んで理解し、弾いて確かめるうち、最終的には読者が自力で、自分の演奏する曲や鑑賞している曲の楽曲分析ができるようになることが、著者の願いである。


はじめに
序章 楽想から動機、そして主題へ
第1章 基礎形式
第2章 楽節構成を伴う形式
第3章 変奏曲形式
第4章 ロンド形式
第5章 ソナタ形式
第6章 対位法様式の楽曲 インヴェンションとカノン
第7章 フーガ形式
第8章 近代フランス音楽の様式
第9章 楽曲分析の方法
作曲家別譜例索引
項目別索引


柳田 孝義[ヤナギダ タカヨシ]
著・文・その他

目次

序章 楽想から動機、そして主題へ
第1章 基礎形式
第2章 楽節構成を伴う形式
第3章 変奏曲形式
第4章 ロンド形式
第5章 ソナタ形式
第6章 対位法様式の楽曲 インヴェンションとカノン
第7章 フーガ形式
第8章 近代フランス音楽の様式
第9章 楽曲分析の方法

著者等紹介

柳田孝義[ヤナギダタカヨシ]
作曲家、文教大学名誉教授。札幌市生まれ。これまでにオーケストラ曲、室内楽曲、合唱曲、吹奏楽曲、独奏曲などJASRACに登録された作品数は170曲以上。長年にわたる作曲活動と共に音楽理論の研究を続けている。武蔵野音楽大学、同大学院でクラウス・プリングスハイム教授に作曲を師事。大学院修了後、ミュンヘン音楽大学に入学、ハラルド・ゲンツマー教授に作曲を学ぶ。第38回日本音楽コンクール作曲部門第1位作曲賞受賞。第52回、第54回文化庁芸術祭ではオーケストラプロジェクトの成果により優秀賞受賞。2006年第1回F.Ticheli国際作曲コンテスト(ニューヨーク)第3位入賞。近年は、スウェーデンのルンド大学マルメ音楽学部、ノルウェーのベルゲン大学グリーグアカデミーで自作の作品によるレクチュアを行うなど欧米を中心に活動を拡げている。現在、日本音楽著作権協会、日本現代音楽協会、日本作曲家協議会のいずれも正会員である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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trazom

13
譜例を用いて、楽式ごとのアナリーゼが紹介されているが、具体例の解説が中心で、普遍的な楽理への展開が乏しいのが残念。類書では、沼野雄司さんの楽曲分析で「なぜ、ソナタ形式の第二主題は、主調が長調の場合は属調で、短調の場合は平行調になるのか」などが考察されていて、とても勉強になった記憶があるが、本書でも、楽式分析を普遍化・論理化するアプローチがあってもよかったと思う。尤も、この本の価値は、写真集で美しい風景を眺めるように、ふんだんに紹介されている名曲の譜例を味わうことなんだと割り切れば、それはそれで楽しいが…。2019/03/15

みかん

1
やっぱり楽典よく理解できない説があって悲しい。けれど今回は「舞曲ベースの変奏曲形式は世の中にたくさんある」と分かったのが一番の学びだろうと思う。まさかブラ4の4楽章がシャコンヌ形式とは。あとフランクのヴァイオリンソナタをカノンとしてじっくり聞き直すのをやってみたい。2021/10/29

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