自然の諸原理に還元された和声論

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自然の諸原理に還元された和声論

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  • サイズ B5判/ページ数 376p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784276103030
  • NDC分類 761.5
  • Cコード C1073

内容説明

西洋音楽史における記念碑的著作、初の完訳!今日まで影響を与える原書の刊行から約300年、堂々の全訳出版。和音こそが音樂を作り出すと主張したラモー(1683‐1764)、近代和声学はここから始まった。

目次

第1巻 調和的/和声的な比率と比例の関係について
第2巻 和音の本性と特性について そして音楽を完全なものとするのに役立つすべてのことについて
第3巻 作曲の諸原理
第4巻 伴奏の諸原理

著者等紹介

ラモー,ジャン=フィリップ[ラモー,ジャンフィリップ] [Rameau,Jean‐Philippe]
1683‐1764。作曲家、音楽理論家。1683年、ディジョンにて生を受ける。当初法学を目指すも、オルガニストであった父の影響から音楽の道へと進む。1702‐22年、クレルモン、パリ、ディジョン、リヨンの聖堂のオルガニストを務める。1722年あるいは23年からパリに定住し終生の活躍の場とする。ヴォルテール、ルソー、ダランベール、ディドロらと広く交流し、また論戦を交わす。1749年、パリ王立アカデミーにて音楽理論の講演を行い、終身名誉書記フォントネルらをはじめとするアカデミー会員からの承認を受け、さらなる論争へと発展する。1764年、国王による叙勲、死去。西洋音楽史における最重要理論家の一人

伊藤友計[イトウトモカズ]
1973年千葉県生まれ。東京外国語大学卒、文学博士(東京大学)、音楽学博士(東京藝術大学)。博士論文題目は「J.‐Ph.ラモー著『和声の生成』研究」。現在、東京藝術大学、明治大学にて非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

出版社内容情報

近代和声学の始まり、基礎として有名な記念碑的著作『和声論』の初邦訳。ラモーの著作研究で気鋭の研究者による画期的な訳本。
近代和声学の始まり、かつ基礎として大変有名な記念碑的著作『和声論』(1722)の初邦訳出版。正式タイトル『自然の諸原理に還元された和声論』。
ラモーの理論書第1作にして主著とされる著作。ラモー理論の重要な論点は、そのほとんどがこの『和声論』内で考察されている。全4巻からなり、前半2巻が思弁的内容、後半2巻が実践的内容に重点を置いた構成である。「音楽は音の科学である」というテーマが全編を貫いている。
ラモーの諸文献で記述された和声の規則は、ヨーロッパ諸国へと波及し決定的な影響を与えた。その影響は今日のわれわれの音楽体験に及ぶ。音楽理論史の重要書として誰もが言及するが、まとまった邦訳がなかった。
今回の日本語訳では、楽譜を現代譜にあらため、訳者による注や解題をつけ、本文を2段組にすることで、持ち運びや読解における利便性を高めた。ラモーの著作研究で博士号を取得した気鋭の研究者による画期的な訳本。


第1巻 調和/和声的な比率と比例の関係
第1章 音楽と音
第2章 諸音の関係を知ることのできるさまざまな方法
第3章 協和音程の起源とその関係
第4章 調和比と算術比の諸特性に関する考察
第5章 不協和音程の起源とその比
第6章 二重音程、特に9度と11度
第7章 調和分割あるいは和音の起源
第8章 和音の転回
第9章 ここまでのすべての和音についての考察
第10章 一つの和音に付与されうるさまざまな比
第11章 弦長の振動と増加の比を弦上の分割比と関連付ける方法

第2巻 和音の本性と特性 そして音楽を完全なものとするのに役立つすべてのこと
第1章 和声の基音とその進行
第2章 諸基音に割り当てられる諸和音とその進行
第3章 オクターヴの本性と特性
第4章 5度と4度の本性と特性
第5章 すべての音程の本性と特性が一堂に会する完全カデンツ
第6章 中断カデンツ
第7章 不規則カデンツ
第8章 転回による模倣
第9章 カデンツを模倣しながら回避する方法
第10章 下置和音
第11章 4度と11度
第12章 借用和音
第13章 不協和音程の進行のための規則:諸基本和音の進行から引き出される
第14章 3度と6度の進行に関する考察
第15章 7度が九の和音から差し引かれるべきケースについて
第16章 不協和的協和音程
第17章 許容について
第18章 基礎低音の書法を教授する諸規則を打ち立てることに関する諸注意
第19章 前章の続き。旋律が和声から生じること
第20章 和音の諸特性
第21章 音階
第22章 ある音階から別の音階へ移行する自由はどこから生じるか
第23章 拍節
第24章 音階と調の特性
第25章 異なる拍節を明示するこの新たな方法から引き出されうる有用性
第26章 楽曲が作曲されるべき拍節の数量と、その特殊な動きについて
第27章 それぞれの楽曲に使用されるべきなのはいかなる種類の韻文であるか、
そして歌謡の言葉を選ぶ際に守られねばならないこと
第28章 構想、模倣、フーガ、そしてこれらの諸特性
第29章 長と短、完全、増と減で識別されるべき音程

第3巻 作曲の原理
第1章 実践音楽への導入
第2章 基礎低音
第3章 完全和音:ここから四声部の作曲がはじまる
第4章 和音の連続
第5章 遵守されるべきいくつかの規則
第6章 七の和音
第7章 不協和音程に関する考察
第8章 調と音階について
第9章 和声的な横の並びが、バスにディアトニックな進行が割り当てられている際にいかにつくられるか
第10章 通奏低音
第11章 バスの進行
第12章 前掲の譜例から引き出される諸規則に関する続き
第13章 完全カデンツ
第14章 導音、そしてすべての不協和音程の解決のされ方
第15章 4度、別名11度
第16章 不規則カデンツ
第17章 互いに関係し合うバスの異なる進行、そしてバスの進行が異なっても、上声部において和声には変わりはないこと
第18章 不協和音程の予備の仕方
第19章 不協和音程を予備しえないケース
第20章 使用されるさまざまな不協和音程に応じたバスのさまざまな進行の正確なリスト
第21章 二の和音
第22章 調と音階一般
第23章 ある調から別の調への移行の仕方。これもまた転調と呼ばれる
第24章 前章に含まれる諸規則の続き
第25章 バスの進行に関わらず、バスの諸音に与えられるべき諸和音についての知識をいかにして得ることができるか
第26章 ある調のディアトニックな進行のすべての諸音上での7度の実践の仕方
第27章 どのようにして同じ不協和音程が異なる諸音上の複数の連続する諸和音において生じうるのか;そしてそのようにしてその不協和音程が無関係と思われる諸音上で解決されうるのか
第28章 あらゆる許容;まず第一に中断カデンツ
第29章 増五の和音
第30章 九の和音
第31章 十一の和音またの名を四の和音
第32章 増七の和音
第33章 増二の和音とその派生和音
第34章 クロマティック
第35章 ここまでに述べられたことすべてを実践する方法
第36章 二声部の作曲
第37章 誤った諸関係
第38章 バスの上に歌謡をなす方法
第39章 音形歌謡あるいは下に置くこと
第40章 上声の下に基礎低音をなす方法
第41章 上声の下に通奏低音を作曲する方法
第42章 前章に関する有益な諸注意
第43章 二声部、三声部、四声部の作曲において遵守されるべき事柄
第44章 構想、模倣、フーガ

第4巻 伴奏の原理
第1章 クラヴィーアの配列によって諸音程をいかに識別するか
第2章 長音程と短音程の相違;そして完全音程、増音程、減音程の相違
第3章 手の位置と指づかい
第4章 クラヴィーア上で諸和音を見いだす方法
第5章 すべての和音に関する有益な諸注意
第6章 調と音階
第7章 各調のオクターヴの範囲内に見られる諸和音の連続のために規定されるべき秩序
第8章 一般規則
第9章 同度にある音上で七の和音に後続すべき諸和音
第10章 二の和音
第11章 六の和音
第12章 増二の和音とその派生和音
第13章 下置和音
第14章 前述のすべての諸和音に関する諸注意
第15章 あらゆる不協和音程の予備と解決の仕方
ここから進行中の調と、その調の各音が支えているはずの諸和音についての知識が引き出される
第16章 クロマティックについて
第17章 諸和音の異なる連続に関するまとめ
第18章 良く伴奏するために必要な諸規則
第19章 通奏低音に数字付けをする方法とそれぞれの数字が明示する諸和音を知る方法
第20章 バスにおいて和音を支えるべき諸音がいかに識別されうるか


ジャン=フィリップ・ラモー[ジャンフィリップラモー]
著・文・その他

伊藤 友計[イトウ トモカズ]
翻訳