内容説明
本書は『音楽の理論と実習3』の第1章・第2章に含まれる練習課題の模範実施集である。平均律を始めとするバッハの代表的フーガ24曲の“全曲分析楽譜”による精密な分析。パリ音楽院の長い伝統をふまえた“学習フーガ”の様式による本格的なフーガ実施。以上、「分析」と「実技」の完全な一体化を目指す本書は、フーガについての最良の手引書である。また、全フーガの完全和声分析により、フーガが調的・和声的音楽の一環であり、その最高の成果のひとつであることを証明する。
目次
第1章 反復・模倣
第2章 フーガ