内容説明
変転する時代を生きて創作を続けた20世紀の巨人。詳細な解説と豊富な譜例で大作曲家の名曲を的確に理解できる座右の書。
目次
ショスタコーヴィチの生涯と芸術
交響曲
管弦楽曲
協奏曲
室内楽曲
ピアノ曲
歌劇
声楽曲
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
のっち♬
147
同時代人の経験を写し出さんとする実験意欲旺盛な楽曲は、反骨と伝統への敬意に満ちている。既存形式適応の無理を承知で指摘を幾つか。交響曲第8番第1楽章は三部形式よりも3主題を逆順再現するソナタ形式に近い。弦楽四重奏曲第3番終楽章も同様。創作の重点を置いた交響曲や協奏曲、室内楽曲にはソナタ形式での主題逆順再現・ロンド等のアーチ構造・パッサカリアに執着が見られ、本書は逆順再現を軽視している。展開部や再現部の有無すら記載が曖昧。交響曲第12番終楽章はABA'B'A"、ヴァイオリンソナタ終楽章はパッサカリアだと思う。2021/04/09




