内容説明
フランス南部山岳地オート=ザルプ県を対象に定めつつ、災害対策としての植林事業への住民理解を促進するべく打ち出された製酪組合普及政策が、フィックスト・ゲームのごとき市場競争への誘引に繋がる事理を剔出。
目次
序章 課題と構成
第1章 オート=ザルプ県における製酪と製酪所の状況
第2章 製酪組合の導入と支援の提言
第3章 オート=ザルプ県における製酪組合支援の動きと特徴
第4章 製酪組合の性格変化とその意義
終章 総括
著者等紹介
伊丹一浩[イタミカズヒロ]
1968年兵庫県神戸市に生まれる。1998年東京大学大学院農学生命科学研究科博士課程単位取得退学。現在、茨城大学農学部教授・博士(農学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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