内容説明
樺太では1945年8月22日まで戦闘が続いていた。ソ連側の樺太侵攻への意図・戦闘全般・停戦交渉をソ連側兵士の証言と日本とロシアの史料や多くの写真で描く。
目次
第1章 南サハリンをめぐる避け難い戦闘(日ソ戦争の計画とサハリン;南サハリン攻撃作戦の立案 ほか)
第2章 停戦会談の場所―知取(機動部隊;アリーモフ将軍:「トヨハラまで行け!」 ほか)
第3章 戦争が終わった日(内路での会談;鈴木大佐のメモ ほか)
第4章 司令官たち―平和な日常への困難な道のり(豊原に翻った赤旗。第1日目;降下部隊 ほか)
著者等紹介
ヴィシネフスキー,ニコライ・V.[ヴィシネフスキー,ニコライV.] [Васильевич,Вишневский Николай]
サハリンの歴史研究家、郷土史家、1959年、アレクサンドロフスク・サハリンスキー市出身。文化施設、マスコミ関係の仕事を経て地方自治体と国の機関、クリール地区行政機関、州知事室、サハリン州政府などに勤務。2015年~2016年サハリン州郷土博物館長
小山内道子[オサナイミチコ]
東京教育大学文学部史学科(西洋史専攻)卒業。プーシキン記念ロシア語大学留学。北海道教育大学釧路校ロシア語非常勤講師(~2009年度)、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 恋物語 講談社box