目次
第1部 世界史の中の神々と自然(世界史の中の神話と宗教―ヘーゲル「世界史の哲学」初回講義を素材として;日本の自然観の変遷―神信仰と外来思想との関係をめぐって)
第2部 自然と女性(異類・女性・変身―アンジェラ・カーターとアナ・マリア・パチェコの作品にみる民話的変身のモティーフ;ヴィーナスの運命 一八七〇~二〇一三年―マゾッホからポランスキーまで)
第3部 聖なるものの場所(ウェールズにおける聖なる泉への巡礼―中世から近世の聖ウィニフリッドの泉;鯨塚から考える日本人の自然観と倫理)
第4部 自然と環境(イスラームはエコ・フレンドリーか―オマーンの学校教科書および説教集にみる環境言説;風水と自然観―中国江西省〓南地区の村落調査から)
著者等紹介
上原雅文[ウエハラマサフミ]
東京大学大学院人文社会系研究科基礎文化研究博士課程修了。博士(文学)。現職:神奈川大学外国語学部教授。専攻:倫理学・日本倫理思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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