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出版社内容情報
「事的世界観」の哲学的な論理の地平を、それが超克せんとする「近代的世界観」(「物的世界観」)との対比において浮かび上がらせる。
日山紀彦[ヒヤマ ミチヒコ]
1975年東京教育大学大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。社会理論学会顧問。
目次
廣松渉の人と思想
第1部 「事的世界観」における「認識〓(どうそう)存在」観の新地平(廣松「認識〓(どうそう)存在」論の構図と論理
廣松「認識論」の前哨
廣松「存在論」の前哨)
第2部 「事的世界観」における「人間〓(どうそう)社会」観の新地平(廣松「人間観」の問題論的背景―近代的人間観のパラダイムとそのアポリア;廣松「人間〓(どうそう)社会」観の論理構制
廣松「国家論」への序説)
第3部 廣松「物象化論」の前哨―張一兵の「廣松物象化論」批判への反駁を軸に(張一兵の「廣松物象化論」批判の要旨;廣松の“Sache”をめぐる概念規定―張への反批判(一)
廣松のいう「物象化的錯視」とはどういうことか―張への反批判(二))
マルクスからルカーチにおけるマルクス主義「物象化論」の展開
著者等紹介
日山紀彦[ヒヤマミチヒコ]
1975年東京教育大学大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。1990‐91年ゲーテ大学(フランクフルト)在外研究。現在、社会理論学会顧問、元会長。元東京成徳大学人文学部長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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