内容説明
左手で社説、右手で武侠小説。中華社会の民族的作家の素顔に迫る。
目次
第1部 金庸入門(金庸を生み出した風土と歴史;金庸年譜;金庸の作品と受容)
第2部 座談会 作家・金庸の世界と中国―歴史と文学の境界(金庸・陳平原・鈴木陽一)(査氏の一族について;外交官か新聞記者か;左手で社説、右手で武侠小説;歴史の見方―正史と野史 ほか)
著者等紹介
鈴木陽一[スズキヨウイチ]
1950年、東京生まれ。東京都立大学大学院博士課程中退。専門は明清小説史。神話・伝説や民俗学的資料を駆使し小説を読み解き、また西欧の理論を援用し小説の「語り」を分析。1982年より神奈川大学教員として中国語、中国文学の教育に従事、1999年より2003年まで同大学人文学研究所所長。現在、同大学中国語学科教授
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