日本人反戦兵士と日中戦争―重慶国民政府地域の捕虜収容所と関連させて

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  • サイズ A5判/ページ数 483,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784275019714
  • NDC分類 210.7
  • Cコード C3020

内容説明

元日本人反戦兵士へのインタビューと膨大な史料調査により、空白の多い国民党側での反戦運動、収容所の実態、捕虜の動向と反戦学習、及びその歴史的な意義と限界を構造的に解明する。

目次

第1編 重慶国民政府地域における日本人兵士の反戦運動―捕虜から反戦兵士に(反戦捕虜政策の論理と構造―蒋介石、鹿地亘、白崇禧の史的役割;鹿地亘と日本人兵士の反戦運動;重慶国民政府の法令に見る捕虜管理とその特質;日本人捕虜収容所の中からの反戦―捕虜管理と捕虜自治)
第2編 重慶国民政府地域の日本人反戦兵士へのインタビュー
第3編 鹿地亘氏へのインタビューと有吉コージの講演

著者等紹介

菊池一隆[キクチカズタカ]
1949年宮城県生まれ。1980年筑波大学大学院歴史・人類学研究科(史学)博士課程単位取得満期退学。大分県立芸術短期大学専任講師を経て、現在大阪教育大学教授。神戸大学博士(文学)。専攻、中国近現代政治経済史
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