内容説明
本書では、伝統工芸としての焼き物について、それぞれ性格を異にする10産地を取り上げ、産業としてのあり方を明らかにする一方、担い手としての自営業主(窯元、作家、その他)の生活や行動特性、意識の諸相について掘り下げた検討を行なった。
目次
序章 日本人の生活と伝統工芸としての焼き物
第1章 日本の焼き物の歴史と産地特性
第2章 焼き物の生産と流通
第3章 窯元、作家の仕事とキャリア
第4章 窯元、作家の仕事に対する意識
第5章 焼き物の伝統と将来の方向
第6章 窯元、作家と地域社会
終章 伝統工芸としての焼き物の現代化
附論 調査研究の概要
著者等紹介
羽田新[ハネダアラタ]
1929年福島県に生まれる。1952年東北大学文学部哲学科社会学専攻卒業。1957年東北大学大学院(旧制、社会学専攻)在学期間満了により退学。1957年福島県立会津短期大学専任講師、助教授。1966年日本大学文理学部社会学科助教授。1970年明治学院大学社会学部社会学科教授。1998年明治学院大学定年退職、名誉教授。1999年弘前学院大学社会福祉学部社会福祉学科教授、現在に至る
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