「高齢者神話」の打破―現代エイジング研究の射程

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  • サイズ A5判/ページ数 255,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784275019240
  • NDC分類 367.7
  • Cコード C3030

内容説明

「老い」をめぐる生と死の観念の変容、ジェンダー、健康、医学、政治、経済、社会保障制度等、多様な視点から、その社会的構築性に、今再検討の光をあてる。

目次

第1章 現代エイジング研究の課題と展望―文献解題を手がかりに
第2章 「女性の神話」と「老いの神話」―ボーヴォワールとフリーダンのフェミニズムと反エイジズムの構造
第3章 高齢者の「主体化」と死生観の変容―フリーダン『老いの泉』の価値転換の射程
第4章 アメリカにおける現代エイジング「問題」
第5章 イギリスにおける「エイジング」概念の成立―「老齢年金」と「リタイアメント」にみられるエイジズムとセクシズムの構造
第6章 日本における高齢者の社会参加―健康の保持・増進に関する施策
第7章 現代医学におけるエイジング
第8章 老年学における健康と運動

著者等紹介

安川悦子[ヤスカワエツコ]
1936年生。名古屋大学大学院経済学研究科博士課程修了、経済学博士。名古屋市立女子短期大学教授、学長をへて、名古屋市立大学人文社会学部教授(2002年3月まで)。現在福山市立女子短期大学学長。社会思想史、ジェンダー論専攻

竹島伸生[タケシマノブオ]
1955年生。中京大学大学院体育学研究科修士課程修了。医学博士。現在名古屋市立大学大学院システム自然科学研究科助教授。運動老年学、運動生理学、体力科学専攻
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