ミル『自由論』の形成

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  • サイズ A5判/ページ数 529,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784275018861
  • NDC分類 133.4
  • Cコード C3010

内容説明

現代に甦る自由主義の原典!―J.S.ミルの『自由論』は、民主主義社会における自由の問題を様様な解度から鋭く啓発した古典である。社会主義が衰退しつつある現代社会において、自由主義のチャンピョン、ミルの『自由論』の核心に迫る。

目次

第1部 『自由論』の三つの源泉(政治的自由―ジェイムズ・ミルとJ.S.ミル;社会的自由―トクヴィルとミル;ロマン主義思想)
第2部 『自由論』の展開(『論理学体系』と『自由論』;エリートと大衆;自由と功利;自由と秩序;個人と社会)
第3部 『自由論』とその適用(『自由論』と『経済学原理』;『自由論』と『代議政治論』『自由論』と『女性の隷従』;『自由論』とキリスト教)
第4部 ミルの植民地論と自由(ミルの植民地論の政治・経済的背景;カナダ問題;アイルランド問題;インド問題;アメリカの黒人問題;ジャマイカ問題;自由主義と植民地)
第5部 批評と発展(同時代人による『自由論』の批評;『自由論』と現代)

著者等紹介

矢島杜夫[ヤジマモリオ]
1947年東京都に生まれる。1971年国学院大学文学部哲学科卒業。1973年同大学院経済学研究科修士課程修了。1995年経済学博士。現在、国学院大学文学部哲学科講師。専攻は社会思想史
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