内容説明
本書は、島崎藤村の畢生の大作といわれ、歴史小説の古典としてばかりでなく、すぐれた文学作品として文学史上に名をとどめた『夜明け前』について検証し、島崎藤村の小説の、あるいは小説家の転落の原点を明らかにするために、その背景である明治前期の木曾山林の制度と政策を詳説した。
目次
第1部 『夜明け前』の山林事件(山林事件の文学的イデオロギーの側面;父から子へ―木曾山林問題の継承と断絶;『夜明け前』の山林問題;『夜明け前』の構成と木曾山林事件 ほか)
第2部 木曾林政史と『夜明け前』(『夜明け前』における「本山官山」と本山盛徳;『夜明け前』の木曾山林事件とその背景;明治初期における明治政府の山林政策と村々;木曾御料林の成立 ほか)
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