内容説明
本書は、「真珠湾」に到るまでの、第二次大戦初期のアメリカ経済の実態を分析したものである。
目次
序章 「国防期」のアメリカ経済―その歴史的な意義
第1章 第二次大戦の勃発とその影響
第2章 産業動員体制の形成
第3章 初期国防生産の展開とその諸問題
第4章 初期国防生産の諸問題と産業動員機関の発展
第5章 国防援助体制の形成と国防プログラムの統合化
第6章 国防生産体制の限界とその打開の試み―準戦時体制への発展
第7章 産業動員メカニズムの基本骨格の確定と産業動員の発展
第8章 国防期の労働・労使関係の展開
第9章 戦時財政金融システムの登場と戦時高蓄積構造の出現
終章 「国防期」のアメリカ経済の展開の意義―「準戦時体制」と「戦時高蓄積」構造の出現




