内容説明
本書は宗教・信仰・哲学・現代医療などの側面から、変容する死生観と生命観を照射する。
目次
キリスト教的コスモロジーのパラダイム転換と「死の排除」―煉獄から千年王国へ
古代インドにおける死のテーマ
自己存在への認識と生命のリレー―琉球弧の祖霊信仰と魂の再生について
あの世の婚礼にみる中国人の死生観―中国上海の死霊結婚事例を中心に
生命哲学と死のアントロポロギー
普通の「ひと」の死―ハイデガー『存在と時間』における死の分析をめぐって
臓器移植医療と死のコスモロジー
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