清沢洌の政治経済思想―近代日本の自由主義と国際平和

清沢洌の政治経済思想―近代日本の自由主義と国際平和

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  • サイズ A5判/ページ数 409p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784275016164
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C3031

内容説明

昭和戦前期のファシズム下で民主主義と国際協調、平和、反戦を主張し、戦時下もリベラリズムの見地を一貫して守り、戦後の国際平和を希求し、かつ展望するという驚くべき思想性を堅持した清沢洌の初めての全体像。

目次

序章 清沢洌の生涯と自由主義の立場
第1章 清沢洌の人物像
第2章 帰国後のジャーナリストとしての出発
第3章 民主主義論と女性の地位―『モダンガール』に見る
第4章 世界大恐慌期の国際協調と日米関係論―ロンドン軍縮会議、「満州事変」と国際協調の帰趨
第5章 アメリカ認識の発展―『米国の研究』、『アメリカを裸体にす』、『革命期のアメリカ』を中心として
第6章 「非常時」日本の自由主義とマルクス主義
第7章 自由主義とソ連批判の立場
第8章 外交問題研究家としての確立―日中戦争から日米対決の時代へ
第9章 戦後世界平和への展望―第二次世界大戦後の国際平和に関連して

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