私のアメリカ手話留学―デフ社会の日本とアメリカの文化比較

大森 節子【著】

御茶の水書房（1994/10発売）

• サイズ A5判／ページ数 192p／高さ 21cm
• 商品コード 9784275015662
• NDC分類 369.27
• Cコード C0037

内容説明

デフ（耳の聞こえない人たち）をとりまく社会的環境は、日本と米国とでどんなに違うのか。この問題を放送大学の卒業論文でとりあげた著者は、自身もデフで、５０代のとき渡米留学して学んだ米国式手話を用い、米国で面接調査を行なって日本と比較した。こうして得たユニークな成果に加えて、留学当時の苦心談等々が収められている。

目次

１　単身アメリカへ渡る
２　デフ社会―アメリカと日本の文化比較
３　アメリカ手話を役立てて

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[samandabadra]

聴覚の中途失調者の方の留学期、現在のろう者たちの運動の展開からすると、どこか牧歌的な気もするが、それはそれ、貴重な記録である。

2011/01/09