高良留美子の思想世界 〈1〉 - 自選評論集 文学と無限なもの

高良留美子の思想世界 〈1〉 - 自選評論集 文学と無限なもの

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  • サイズ A5判/ページ数 332p/高さ 21X16cm
  • 商品コード 9784275014801
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0098

内容説明

〈虐げられる子供〉の存在と神、アジアとヨーロッパ、動物と人間、歴史と自我、女と男―。現代文明の根底にひそむ深い分裂を見すえる画期的論考。

目次

1 「存在」と文学
2 文学と無限なもの(新しい小説とアジア・アフリカ―文学と無限なもの;無罪性の神話―西脇順三郎論)
3 自然と文明(動物と人間―ミシュレとカフカ、あるいは現代の魔女)
4 思想家を読む(吉本隆明論;鮎川信夫論;花田清輝論)
5 エッセイ(日常生活と詩;伝統・ノスタルジー・暴力;哲学との出会い;桝形山のことなど;堀田善衛と「永遠」;奇妙な同行の旅―『鮎川信夫詩集1945~1955』;タゴールの詩と思想;天皇制と老子思想;わたしの天皇感覚―儒教以前に逆戻りした戦後;人間を分ける壁;アンケート 砂漠の戦争)
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