ヴァイマル共和国の宗教史と精神史

ヴァイマル共和国の宗教史と精神史

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  • サイズ A5判/ページ数 434p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784275014764
  • NDC分類 162.34
  • Cコード C3010

内容説明

ヴァイマル期の宗教現象を中心に、文学者,哲学者、医学者、さらに民俗現象とそのイデオロギーにまで多彩な現象を取り扱った論文集で、ナチズムの研究のみならず現代日本の宗教的・精神的状況の考察にも重要な示唆を与える。

目次

かの時代の遺産
第1篇 ヴァイマル(ドイツのカトリックの世界像、時代意識並びに政治理論における欠陥;ヴァイマル―宗教と世界観の空白地帯;ヴァイマル共和国の小説としてのトーマス・マンの『魔の山』)
第2篇 宗教と神学(ヴァイマル共和国の社会階級と宗教;ドイツ青年運動の宗教観;最も危機の瞬間―ヴァイマル末期のプロテスタント神学の状況について;マリア・ラーハの運動―政治的カトリックについて;民族主義的運動の宗教意識について;「新異教徒」と全体国家―ヴァイマル共和国末期における民族主義の宗教)
第3篇 学問(「緑」と「褐色」の狭間に―第一次世界大戦後の民族イデオロギーと郷土運動;哲学に反映されたヴァイマル時代―特にシュペングラー、ハイデガー、ブロッホにおける哲学、時代分析および政治;ヴァイマル時代の宗教学における宗教のモデルと認識原理;撃破の力、忍耐の力―ヴァイマル共和国における医学改革運動と学校医学の危機)

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