内容説明
古代・中世の自然観が近代の科学・哲学革命によってどのように解体され機械論化されたか、さらにそれが近代の産業組織と絡みあいつつ今日の自然破壊・環境汚染をもたらしたかを明らかにすることによって、新しい環境倫理学・環境経済学・環境政治学の基本方向を示す。
目次
1 序―なぜ自然観か
2 目的論的自然観―コスモスとしての自然(目的論の構造;自然の構造;自然と人間)
3 自然像の機械論化―自然のカオス化(自然像の機械論化;自然の構成;自然と人間)
4 機械論から有機体論へ―コスモスの再興(機械論批判;自然の構成;自然と人間)
5 自然観の転換と環境倫理学―自然と人間の調和のために
感想・レビュー
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