資本主義の発見―市民社会と初期マルクス

重田 澄男【著】

御茶の水書房（1990/02発売）

• サイズ B6判／ページ数 285p／高さ 19X13cm
• 商品コード 9784275013774
• NDC分類 332.06
• Cコード C3033

目次

１　資本主義の発見にあたって
２　市民社会へのとりくみ
３　あらたな歴史観の確定
４　資本主義の確定
５　資本主義的用語の使用―『経済学批判要綱』より『資本論』へ
６　資本主義の発見をめぐる諸問題

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[井端翔]

「資本家的生産様式」の規定的内容が基礎となって、近代社会に特有の資本の支配する社会体制が把握され、その抽象的一般的な表現をしめす言葉として、マルクスの死後一般に普及した「資本主義Kapitalismus」と云う用語がなりたっている。

2015/07/18