内容説明
コンピュータ化社会の進歩は、人々の労働から人間性・創造性をとり上げ、技能退化・失業をもたらす。人々は「進歩のゆく手はさえぎることができない」ものとし、危険な進歩に適応し、避けられない現実として受け入れている。マイク・クーリーは、マルクスの「人間観」、ポラニィの「暗黙知」、ウィーナーの「サイバネティクス」を総合し、労働の非人間化への挑戦とニューテクノロジーの脱近代化への転換を試みる。
目次
第1章 問題の明確化
第2章 労働の変容
第3章 人間と機械
第4章 能力、技能、「トレーニング」
第5章 可能性と現実
第6章 ニューテクノロジーの政治的な含意
第7章 ルーカス・プラン
第8章 ルーカス・プラン―10年のあゆみ
第9章 社会的展望と技術的展望
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- 和書
- 明治維新 日本近世の歴史
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- 和書
- あまりに野蛮な 〈下〉