内容説明
憂うべき都市・利潤追求の戦場か!土地臨調委員であった著者が究明する地価暴騰の病理と土地・住宅・都市のあるべき姿。
目次
1 土地問題の状況(東京の土地問題の病理;国公有地の払い下げ問題を考える;市街化区域内農地の宅地並み課税は有効か;地価暴騰に見るトーキョー病;民活都市開発は何をもたらすか)
2 住宅問題の状況(国際居住年と日本の住宅問題;公共住宅論からみた土地問題;後退する公共住宅政策;公共住宅政策の目標と自治体の役割)
3 土地臨調(土地臨調の課題;土地臨調の300日;土地臨調に参加して;土地臨調答申を読む)
4 都市の将来(東京の将来;土地・住宅問題の展望;東京一極集中と遷都問題)