目次
二一世紀初頭のフランスにおける「近隣民主主義」概念の登場
第1部 フランス「近隣民主主義」の諸相(思想―「地域民主主義」の思想形成;運動―「地域民主主義」の運動発展史;制度―法制度としての「近隣民主主義」;理論―民主主義モデルとしての「近隣民主主義」)
第2部 フランスの諸都市における住区評議会制の実践(実践1―「近隣政治システム」をめぐる二つの変動要因;実践2―「無作為抽出」は住区評議会に何をもたらしたか;実践3―都市近隣住区における「非有権者」の代表性問題)
市民社会を鍛える近隣政治の実践
著者等紹介
中田晋自[ナカタシンジ]
1970年愛知県生まれ。1994年立命館大学法学部法学科(政治・行政コース)卒業。1999年立命館大学大学院法学研究科(公法専攻)博士後期課程単位取得満期退学。2006年博士(法学)取得。現在、愛知県立大学外国語学部教授。専攻:比較政治学(フランス都市政治論)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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